防災勉強会 Vol.3「車の備えと日常点検」
こんにちは!
京都府の丹後で活動中の防災ママサークルままもりっこです♪
ままもりっこでは、子育て世代の交流と防災の学びの場をつくることで「孤育てさせないまち」を目指しています。
非常時には人と人とのつながりが必要不可欠であり、つながりこそが最大の防災だということをコンセプトに活動しています。
3回目の防災勉強会は車
丹後地域において車はなくてはならない必需品です。
そんな車に備えをしたり、日常点検はできていますか?
京丹後市でカーディテイリング業を営む中田友梨さんを講師にむかえ、ママたちでもできる車の日常点検を教えていただきました。
丹後の冬は雪が降り、これからが怖い時期に入ります。
パパや業者任せではなく、困ったときにどうすれば良いかママも知っておくことでパニック状態は回避できるかもしれません。
車の構造を知る
この日は雨が降ったりやんだり、うらにしのお天気でした。
雨の間はミニカーを使って車の構造について学びます。
こどもの何気ないおもちゃで説明していただき、さすがママ目線!!
ボンネット開けたことある?
ボンネットってみなさん開けたことありますか?
車を自分で触る方からすると「はぁ!?」と思われるかもしれませんが、私含めボンネット恐怖症が一定数いるのです!笑
開けたらどうにかなるんじゃないか…もう戻せないかも…と思うとなかなか開けることができません。
ウォッシャー液も変えられなかったのですが、わかりやすく教えていただきもう今後はウォッシャー液はなくなっても自分で変えられる気がします!
普段は水でもいいですが、冬場は凍結が怖いのでオススメのウォッシャー液も教えていただきました!
余計なものが入っていない超純水のものをこれからは選びます!
スノータイヤの違い
タイヤの空気圧の測り方ももちろんわかりません。
それどころか、普通のタイヤとスノータイヤの何がどう違うのかもわかりません。
タイヤの交換時期や目安についても教えていただきました。
友梨さんが「これだけは!」ということをピンポイントで教えてくださるので、本当に知りたかったことをたくさん聞くことができました。
それにしても冬用のスノータイヤは短期間で買い替えないといけないので出費がかさみますね。
車の備え
年中載せておきたい車の備えから、冬に特化した備えまでみんなでシェアしました。
ここも面白いのが、防災士目線と車業の方では全く目線が違うこと!
車が動かないとき、車から脱出するとき、最悪な状況を想定しつつ車内のものをいかにうまく活用するか双方の目線で考えることができました。
防災士の私も目からうろこ案件ばかりでした!
例えば、車から脱出するときの脱出ハンマーひとつでも、ただ準備するだけで満足してはいけません。
シートベルトをして、運転席から手の届く範囲にないといざというときに使えないのですよね。
女性の力で振りかざすことができるのかということで、ハンマータイプよりも押し込んで使用するポンチタイプの方がいいのではないかという意見も出ていました。
備えて終わりじゃない、備えて使用する想定をきっちりしておかないといざというときに使えないと意味ないですもんね。
たくさんの方の視点や考えを聞くからこそ見えてくることがあり、有意義な勉強会でした。
みんなで車載できる備蓄米粉パンも試食しました。
耐温度域が-20℃~80℃なので、高温になりやすい車の中にも置いておける非常食です。
味はぽろぽろ崩れやすく、水分なしでは厳しいと感じたため正直あまり食べやすいとは思いませんでした…
米粉パンよりも同シリーズの普通のパンの方がしっとりしていて私の好みにはあっていました。
これも食べてみるからこそ気づくことですね。
車載可能な非常食も少しずつ出ているので、検索してみてください♪
車の備えはママでもはじめやすいですし、災害時だけでなく普段からの外出時にこれがあってよかった~と実感もしていただきやすいと思います。
車の備えと日常点検、ママもしていきましょう!