訪問者
聞いたことのない鳥のさえずりが聞こえてきた。かなりの音量なので大きな鳥かと思ったら、小さい姿が愛らしかった。コムクドリというらしい。右がオスで左がメス。仕事の手を休めて、しばし眺めてしまった。
一人乗馬5日目
馬装を終えたところに、「こんにちは」と言う声。愛馬の顔で姿が見えず(馬の顔って大きいんです)、マスク越しの声ですぐにわからなかったけど、なんと、師匠が様子を見にきてくれた! 思ってもいなかったことで、愛馬共々、きっと目の中に星がキラキラ(音付き)といった状態だったのではないかと思う。
愛馬も声を聞いて、シャキッとした感じだ。頼りになる人が来た、と思ったのだろう。
Q&A
馬場で愛馬にまたがり、こんな風に練習しているんですけど、これができないし、あれもできないし、これはこうしてもいいんでしょうか? ともう質問攻め。1つ1つに答えてくれながらも、きっとすごくリズムの悪い乗馬になっていたのだろう。見かねて、「かけ声をかけてあげましょうか?」とおっしゃってくれ、そこからはもうすごく楽しいレッスンになった。大きな馬場全体を使って駈歩をした。
自分でここで駈歩を出す、ここで止まると決めても、どこか甘さがあって、うまくできないことが多いし、うまくできないとどう修正したらいいかがすぐにはわからないから、悩みながら乗るので、速度が落ち気味、しまりのない雰囲気になってくる。愛馬の頭からもはてなマークがプカプカと浮かんできている感じになる(アナタハナニガシタイノ?)。
貴重なアドバイス
自分の思っているスピードになっていないと思ったら、鞭で軽く叩いて合図をし、馬の目を覚まさせる、スイッチを入れることも重要、そして大きな馬場だから、馬の体を大きく使うような練習をすることなど、色々とアドバイスをしてくれた。本当に本当に有難く、膝まづいて、身に余るお言葉と申し上げたかったが、馬上ゆえに大変失礼しました。
レッスンを終了し、下馬してきちんとお礼を申し上げるも、それじゃあ、とすぐに車に乗り込み、去る師匠。忙しい中、時間を作ってきてくれたことに改めて感謝。うれしい訪問者でした。