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長寿桜
桜のおかげで、コロナのために閉鎖されていたJRAの展望台やその周辺に今だけ入れるようになっている。上の写真はJRA敷地内にある長寿桜。これがオバケ桜なのかとずっと思っていた。もう1本、大きな桜の木(百年桜?)がすぐそばにあるのに、まだ咲いていなかっ
展望台からは寒さで改めて雪化粧をし、白さを増した日高山脈が見えた。その下に広がる緑がBTC(軽種馬育成調教センター)や厩舎。ここまで高くはないが、これに近い眺めを見ながら車を走らせ、乗馬レッスンへ向かう日々だ。
立ち腫れ
4日ほど乗れなかった愛馬は、運動不足で足が少し浮腫んでいた。立ち腫れというのだそうだ。人間と同じですよ、と師匠。人間がエコノミー症候群になるのに近いのかな。調馬索を回してもいたって普通で、レッスン中も元気に走ってくれた。
メモリアルホール
いつも車で通りながら、あれはなんだろうと思っていた綺麗な建物はメモリアルホール(旧日高種畜牧場事務所)というのだそうで、開館していたので入ってみた。
帯広の十勝牧場のような役割だったみたいだ。十勝牧場は重種馬だけを扱っている。
農業に欠かせない動力であり、戦時中は軍馬として、長距離を重たいものを運んだりもしていた馬たち。北海道の開拓だって、馬なしにはできなかっただろう。ここで種の改良などを行なっていたようだ。当時の様子を写真パネルで紹介している。
静内から新冠にかけて、かつて御料牧場があり、そこに二十軒道路という桜が有名なところがある。皇室が来るために整備された道路であり、皇室のための龍雲閣という建物があるけれど、ここも皇室が訪れた時の部屋だと書いてあった。
レッスンの後にふらっと寄ったので、空腹であまり真剣に読めなかったが、明日も来られるわけだし、帰ることにした。
帰り道
タイミング悪く雲が出てきてしまって美しさがうまく伝わらないが、ここが帰り道。桜並木にわざわざ来るのではなく、普段の通り道として通る幸せ。
お気に入り
一番気に入っているのは、なだらかな丘のような放牧地に馬が草を食んでいて、そこに桜が咲いているこの景色。今日は残念ながら、馬が放牧されていなかったが、この景色を見ながら帰るとき、ここでワーケーションができて良かったなぁと思う。