NPO法人設立ブログ、今日のカテゴリー『仲間』。
きょうは、とある人に会いに行った。ご本人の希望で『〇さん』とよびます。十数年この街の、『まちづくりに携わってきた人』とだけ、内容はあまり言及せずにとのご希望なので。
どの街も少なからず課題を抱えていると思うけど、わたしの住む街ではっきり言えること。
自治会が全く機能してない
会員数は全世帯の6割くらいだっていうから、少ない地域に比べればいいほうなのかもしれないけれど、正直崩壊してしまってる、とおもってる。
子ども会もない、婦人会も、おやじの会も。
月に一度だけの役員会議もほとんど集まらないから、役員どうしのコミュニケーションは無いに等しい。
この夏お祭りをやろうって実行委員立ち上げても、街単位のチームやグループ殆どないことが、やりたい動きますと思うプレイヤーがみつからない原因だったと思う。
※この街をおもって言い訳をすると、祭り待ってた、やりたいって人はたくさんいたと思う。
でも手伝ってほしいという声とか、実行委員の会合等のスケジュールはその方々には届かなかった、埋もれてしまったし、システムそのものが機能してなかった。
その中でもグラウンドゴルフのおじいさまがたは、『若い方がやろうって言ってるなら応援しよう』と、本当に良くしてくれた。
そして、個人個人の力で。
お祭りは力技で成功したと言えたとは思う。
でももう、残念なことに自治会そのものが機能してないんだわ。わかっちゃったの。
◯さんに数十年前のまちのこと聞いたらめちゃくちゃ理想的だった。確かに、景気のいい時代はあると思うし世代の人口も違う。でも、人と人との関わり方としていいなぁとおもった。
子ども会もメンバーがたくさんいた、名簿見せてもらった。みんなでバス出してキャンプだって!PTAも連携してる。もちつき、バザー。
わたしももと子ども会メンバー。お母さんたちの作ったカレー、自治会館に食べに行ったなぁ。公民館で少し上のお兄さんがドラムを叩かせてくれた。
それ、わたしたちが今やりたいことだ!
もうそれは、過去に戻りたいとかそんな話じゃない。昔は先人たちのおかげでたしかに機能していた。
何故それが崩壊してしまったのか。
街を支えていた◯さんたちのようなチームを当たり前にこき使って、街の人たちは感謝も努力もしてこなかったのかもしれない。そもそも、善意で成り立っている自治会なのだから、多くをのぞまない代わり自分も差し出すというお互い様精神、時代とともになくなってしまうのかもしれないと思うと悲しい。
まだまだ妄想に過ぎないけれど、わたしたちのNPO法人設立が町のチームの一つになってみんなのハブとなって。このまちを引き上げることにつながればいいなと思う。
※ちなみに政治家の私利私欲と関わるとろくなことがない。プレイヤー出身のめちゃくちゃ利他的な政治家も知ってるけど、本当にまれ。街に関わるとこの辺にも直結する。他人の私利私欲とは無縁で生きていく。利権だのなんだのっていうのも発信に重石がついてめんどくさい。
◯さんには、過去の良かった時代の話はもちろん、この街ってこういうところだよ、っていうのも教えてもらったし、何かあったら協力することはできるよと温かいお言葉。
人生はリアルRPGゲームそのもので、誰と組むか、ってすごく大事なところ。街のためになにかしたいって言っても、みんな自分の人生で自分が主人公なわけだし。
うちのチームは神様の采配のように、みんながそれぞれもっているものが違う。そして軽やかに進めるメンバーだよ。
応援してください☺️