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まんまる食堂のはじまり。

 こども食堂って言ってしまうと、イメージが『貧困』『ひとり親家庭』『外国籍の家庭』とかって、偏ったものになってしまうらしい。

確かに数年前のわたしなら、こども食堂を利用するのはごはんの食べられないひもじいおうち、と思い込んでいた。だから、うちは父の看病だったけど実家にいたし仕事もできてるし、たぶん対象ではないなって思っていた。

 でも、たいがい毎日しんどかった。上の子どもが帰ってきてわたしの個人事業主としての業務が終わると、ご飯も作らずにベットに倒れ込んでそのまま寝てしまいたかった。いやいやいかんいかん。目をこじ開けて身体に鞭打ってお迎えに出かける。だから、いつも保育園帰りに寄るスーパーの惣菜。またはお弁当。

 宿題もいつのころからか親が丸付けしたり、関わるようになったらしい。すくなくともわたしが子どものころは、親に丸付け頼むとかは無かった。だけど、今はやらなくちゃ、で。
 だがもう一日の後半は気力がなくて、中途半端を極めるくらいなら『もうやらない』という潔い選択をして、上の子のまるつけ、おんどくは、やったことがない。放置(泣)

 今思うと、あの時のわたしだって子ども食堂利用してほしい人のもろ対象者。だって、疲れた身体に鞭打ってご飯をむりくり作らなくてもあったかいご飯を食べさせてもらえる。そして、宿題みてもらえたり、歳が近い子達と一緒にやらせてもらえたり。親のこころもほっとする。

 最近になってそう思うようになったから、過去の私みたいに金銭的な理由でなくても体力、気力的にしんどいひとり親にもどんな人にもなにかあたたかい手を差し伸べられる、こども食堂っていいなと思った。

だから私たちはこども食堂をやる。そして、夏祭り・お祭りをこの地域で初めて立ち上げた実行委員できづいたこと。

みんな孤独感じてないかい。生活にぎすぎすしてないかい。そのイライラの内訳は孤独からの不安だったりするかもしれないね。それならば、協力しあえる街ってよくない?

 みんなが幸せに暮らすってどういうことだろう、自分も助けられるだけじゃなく、助ける側でもあるってこと。【共助(きょうじょ)】になっていくってこと。

 街の様々な世代考えの人とみんなで子どもを育て合っていきたいのだ。幸せに暮らすことを『あきらめない』『わたしごと』にしていきたい。

 だから子ども食堂をすこしだけグレードアップさせた。こどもはもちろんお年寄りも、パパもママも、国籍の違うお友達も、みんなが顔を合わせられる居場所にしよう。

わたしの名前はまどか、ひらがなだけど漢字では『円』と書く。みんながまるくなって手を携えて行きていく。

役員のメンバーで、話し合ったときの候補に「まる」「まんまる」っていいよねと出た。わたしの名前の意味もあるからこれがいいなって、嬉しかった。

 
というわけでその名も

まんまる食堂。

みんなのために良いからこの活動やりたいっていうの半分、わたしの成長の場でもあると思ってこれを継続していきたい。

これから様々な思いを綴っていきます、ご協力よろしくお願いします


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おおさとまどか(Madoka Candy)
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