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暗闇で自転車を漕ぎはじめて1年半

2023年の2月から、FEELCYCLEに通っている。
入会してから1年半が経った。
月に15回の会員になっていて、ほぼ毎月15回分をしっかり消化できている。
体力はめちゃくちゃあるほうだけど、人生でこんなに長く運動系のなにかを継続できているのははじめてのこと。

FEELCYCLEに通う1年前は、夫と一緒に近所のジムに入会した。
週に1度、月に4回通える会員になったけど、最初の2ヶ月ほど通ってから半年以上幽霊会員をして、夫に「通わないならやめたほうがいいよ」と言われて退会した。

その前は、10歳以上年下の友人から誘われてカーブスに入会。
カーブスはターゲット年齢が高めだということは知っていたけど、いざ通ってみると、私より20~30歳年上の方ばかり。
それはいいのだけど、3、4日仕事で行けない日が続くと、すぐに電話がかかってくる。
「kahoさーん。お元気ですか? 最近いらっしゃってないですね」
これがまた、打ち合わせ中や、移動中の「今!?」というタイミングでばかりかかってくる。
出ないと、出るまでかかってくる。
ターゲット層を考えると、会員さまの生存確認をしてくれる親切なジム! なんだんけど、この親切さが私には合わなかった……。

数日休んで、久々に行くと、
「kahoさん、今日はがんばってこられましたね~」と声をかけられた。
このときに、「私は、ここのターゲット層とずれている!」と感じた。
同じマンションの70代のおばさまに、
「カーブスに通うなんてまだ早いわよ。私の行ってるジムにいらっしゃい」と言われたのを機に、退会をして勧められたジムに入会したけど、前述したように続かなかった。

ところが! FEELCYCLEは1年半続いている。
それどころか、この先辞める気もしない。なので、この先2年はやめない人は月額が安くなるというものにも登録した。

FEELCYCLEが合う理由


FEELCYCLEの何が自分に合っているのかを考えてみた。

●やることが明確
FEELCYCLEは、1コマ45分間の暗闇フィットネス。
自分が行けるタイミングや、漕ぎたいレッスンの枠を予約すれば、45分間集中的に漕いで終わり。
ジムは、行っても何をしていいのかわからず、なんとなくウォーキングをしたり、筋トレマシンを使ってみたり(ほぼ意味がない)で1時間ほど時間を過ごして帰るということをしていた。
やることが明確というのが私には向いている。

●普通ではかけない汗がでる
体験で初めて漕いだとき、「こんなに汗でる?」と驚いた。確実に代謝が上がっている気がする。
45分漕ぎ終わった後は、Tシャツが搾れるほど汗をかく。それが、ものすごく気持ちがいい。

家から近い
私が通っている店舗は、家から比較的近い。自転車で行くことが多いが、歩いても10分ほど。近いというのは、通い続けるにはとても大事なポイント。

●インストラクターが素敵な人ばかり
通ってからわかったことだけど、FEELCYCLEは推し活に近い。
私は所属店でしか漕ぐことはないけど、会員さんの中には推しインストラクターのレッスンを受けるために、他店へ遠征する人も少なくないそう。
推したくなる気持ちがわかるほど、FEELCYCLEのスタッフのみなさんは素敵な人ばかり。

●瞑想ができる
私は横になった状態で瞑想をしようとすると、深く呼吸を吸った瞬間寝落ちする。瞑想が向いていないんだ……と諦めていたけど、FEELCYCLEで漕ぐようになって半年ほどたった頃から、漕ぎながら瞑想ができる! ということに気づいた。
ものすごく深く瞑想できるときがある。これは、音楽や強度によってできる、できないがあるので、瞑想したいときはこのプログラム! みたいな選び方をすることがある。

通いながら気になっていること

ちなみに、1年半通って体重が4㎏増えた。
これは、FEELCYCLEがどうとかではなく、私自身に問題がある! ……はず。
食べ過ぎなのか、食べすぎちゃっているのか……、食べ過ぎなのだ(おそらく)。

でも、基礎体力は確実にあがっているし、46歳という年齢を考えると、これだけ定期的に運動を続けていることは、体重の増減よりももっと大事なところで私の体のためになっているはず。

それに、私の体重はここから落ちはじめる(予定)。

体重が増えたことは気にしていない。
それよりも、通い続ける中で気になっているのは、インストラクターさんたちのこと。

この1年半の間に、所属店で仲良くなったインストラクターさんたちの何人かが退職していった。
他店に移動になった後に退職した人もいるので、5,6人のインストラクターさんたちとお別れがあった。

その中には、気づかぬうちに人の念とか生霊に疲れちゃっている子が何人かいた。

インストラクターさんは多いと50人近くの人と向かいあいながらレッスンをする。
推し活的な要素もあるので、漕いでいる人は無意識に、悪気なく生霊を飛ばしていることがある。
(生霊は、その人のことを考えるくらいの意識で簡単に飛ぶので仕方ない)。

何十人と向き合った状態でレッスンをして、そのうちの何人かは、「この人好きだわ」「素敵だわ」なんて気持ちをもっていたら、それはやはり念として受けてしまう。
中には強い想いを持った人もいるので、そういう想い受け続けていると、やはり何かしらの不調とか、パワーダウンを感じるのは正しい反応。

いきなりそんな話をすると怪しい人に思われるし、どう考えても怪しいしので滅多にそんな話はしないけど、これまでに2人だけ、そっと伝えたことがある。

浄化のために、入浴時に塩、お酒を入れた湯船に浸かること。
これだけでもだいぶ違う。
というか、あれだけ人と向き合う仕事をしている人は、定期的にこの程度の浄化はした方が良い。

レッスンを受けると元気をもらえるインストラクターさんたちがたくさんいるので、そういう方が退職していくと寂しい。
退職の理由の多くは、人生をよりよくするための選択だと思うので、応援したい。
でも、やっぱり長く続けてほしい人ばかりなので、この仕事をしているならば、これはやっておこう! 的なことを、ルーティンに入れてもらえると、インストラクターさんたちとのお別れも減るんじゃないかなぁと思ったりしている。



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