4. 時間の計測に組み込まれた神聖なる数字「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~」by ランドール・カールソン (2020/12/8)
テレグラム.EriQmapJapanより、Eriさんのサブスタック.ニュースレター[最新作]No.4を共有させて頂きます。
4. 時間の計測に組み込まれた神聖なる数字
「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~」by ランドール・カールソン (2020/12/8)
そして最後は、わたしの大好きな正十二面体です。
プラトンは、正十二面体を “宇宙そのものの形”と呼びました。
正十二面体には、12の面と20の頂点があります。それに対し、正二十面体には、20の面と12の頂点があります。これら2つは、対になっています。
正十二面体が空洞であるとして、それを吊り下げ、中に正二十面体を入れてみると、正二十面体の各角が、正十二面体の五角形の面の中心に位置することがわかります。
この各五角形の面の角度の合計は、108°です。
5×108°=540°
12×540°=6480°
ということは、6+4+8+0=18=1+8=9で、またしても9という数字が出ました。
これらの形を測ると、何度も何度も繰り返し、9に行き着く結果となります。6,480という数字もまた、極めて重要な数字であることがわかります。
それから、2つの正四面体が交差した星形正四面体もあります…今日は持っていませんが…でも、こんな四面体を思い浮かべてください。
これは、星型二重正四面体や、星型正八面体などと呼ばれるもので、それぞれの合計が720度の、2つの正四面体で構成されています。ここでもまた、1,440という、同じ数字が繰り返されています。
それでは、時間の尺度についてお話ししましょう。
まず最初に、占星術の時間サイクルについてご説明します。占星術を勉強したことがある人がどれくらいいるかわかりませんが、この特殊な時間体系では、歳差運動の周期は25,920年です。
地球は、地軸を基にぐらつきながら廻ります。つまり、このような動きであると考えることができます。
実際には、地軸は砂時計のような動きをします。それは、長いゆっくりとした自転周期で、地球の第三の運動と考えることもできます。
①第一の運動は、地軸を中心とした毎日の自転です。
②第二の運動は、地球が太陽の周りを公転することです。
③そして、第三の運動は、地軸の歳差運動となります。
①地球の自転によって、昼夜のサイクルが生まれます。これは明らかに、わたしたちが地球上で生活する上で非常に重要です。
②太陽の周回軌道も同様に重要です…それが、一年の周期だからです。
③そして第三の運動は、古代人が “偉大なる一年”と呼んだものです。 天文学者の測定によると、それは、年間50秒強の円弧運動です。つまり、天文学的に決定された数字は、この数字よりもわずかに小さいということになるのですが、それは必ずしも、全周期にわたって一定であるとは限りません。
いずれにせよ、この “偉大なる一年”の周期は、古代では25,920年とされ、それは、わたしたちの一年に類似していると考えられていました。
一年が春夏秋冬の四季に分かれているのと同様に、 “偉大なる一年”も、四つの固定された星座に象徴される、四つの “偉大なる季節”に分けられていました。
その四つとは、牡牛、獅子、蠍 (鷲)、そして、人間または天使です。
Subscribe to EriQmapJapan’s Newsletter
Launched 2 years ago
EriQmapJapan によるアーカイブ投稿