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3.古代エジプトの文献に書かれている彼らの目的は、過去から未来に知識を伝えることです。彼らは一種の秘密結社で、そのメンバーの大部分を女性が占めていました。「『聖書の神々』グラハム・ハンコック/マウロ・ビグリーノ対談」(2023/04/07)
テレグラム.EriQmapJapanより、Eriさんのサブスタック.ニュースレター「聖書の神々」(前半)No.3を共有させて頂きます。
3.古代エジプトの文献に書かれている彼らの目的は、過去から未来に知識を伝えることです。彼らは一種の秘密結社で、そのメンバーの大部分を女性が占めていました。
「『聖書の神々』グラハム・ハンコック/マウロ・ビグリーノ対談」(2023/04/07)
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ハンコック:あなたがおっしゃっていることの中で最も議論の余地があるのは、わたしたちが「これが神だ」と教え込まれている、いわゆる "神" についての概念です。わたしはクリスチャンでもなければ、どのメジャーな宗教にも属していません…まあ、スピリチュアルな体験ならしたことがありますが…しかし、キリスト教徒が考える神とは何かというと、それは、イエス・キリストの父であり、しばしばひげをたくわえた唯一神である、ということです。わたしの理解が正しければ、あなたは「聖書にその根拠がない」と言っているのですね
ビグリーノ:はい、聖書にはその根拠がありません。
28:15
ハンコック:それは旧約聖書のことを言っているのですか?
ビグリーノ:はい、旧約聖書には絶対に、"人間の形をした神" というイメージの構築に関する根拠はありません。
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ハンコック:そのようなイメージが構築され始めたのはいつだと思いますか?
ビグリーノ:聖書の中で言えば、バビロン捕囚の時ですね。なぜなら「バビロニアに行く前、彼らがエロヒムが複数いることを意識していた」という事実は明らかだからです。
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ハンコック:もしもこの考えが正しくて、世界中の異なる文化を組織しているエロヒムの力があるとしたら、古代エジプト人と初期のヘブライ人との間で、何が起こっていたのでしょうか?つまり、聖書には、モーセがイスラエルの子どもたちを率いてエジプトを脱出したことが書かれています。しかしエジプトは、その後も少なくとも1000年は独自の道を歩んでいたようです。ということは、エロヒムが彼らの面倒を見ていたのでしょうか?メソポタミアはどうだったのでしょう?
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ビグリーノ:ヘブライ語ではエロヒムと呼びますが、エジプト人は言語が違うので、エロヒムとは呼んでおらず、メソポタミア語ではイルーまたはイラヌ、エジプト語ではまた別の名で呼ばれていました。
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ハンコック:全部同じキャラなんですよね?
ビグリーノ:はい、特徴も同じだと思います。
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ハンコック:つまり、あなたはこれらの存在を人間として解釈しているということですか?
ビグリーノ:そうです。
ハンコック:わたしの仕事とあなたの仕事がオーバーラップしているのは、ある種の失われた文明の可能性を提唱しているという点です。それは氷河期に誕生し、氷河期の終わりをもたらした地球規模の大異変によって滅んだ文明です。その文明の知恵と知識は完全に失われたわけではなく、それらを世界に伝える役割を担った特定の集団が存在していて、そこに知恵と知識が保存されていたのではないかと、わたしは長い間考えてきました。そこの部分が、わたしたちの仕事がオーバーラップしている点だと思います。
ビグリーノ:エロヒムが特殊であったということは、絶対にあり得ることなのです。
ハンコック:"特別な知識を持った人間" ということですね?
ビグリーノ:はい、高度なテクノロジーを持ったアイガー文明の人間です。
ハンコック:問題なのは、長い空白の時期です。ここで、もうひとつお聞きしたいのは、洪水についてです。宗教が何であれ、聖書の洪水の話は、もちろん世界で最もよく知られている洪水神話です。ノアの洪水については誰もが知っていますが、地球を苦しめた大洪水や大変動について語られた物語が他にも1,000通り以上あることは、あまり知られていません。大破壊を引き起こし、状況を一変させたのです。
わたしは長い間、その大変動が起こった最も可能性の高い時期は、氷河期の終わり頃であると考えてきました。それはとてつもない地球規模の変化の時期であり、およそ12,800年前から11,600年前までの1,200年間の、ヤンガードリアス(Younger Dryas…更新世の終わりのヨーロッパの氣候区分で亜氷期の期間)と呼ばれる特別な時期です。
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11,600年前には、海面を急速に上昇させる最後の大規模な雪解けパルスが発生しました。これは、わたしがアトランティスの物語に興味を持った理由の一つです。というのも、プラトンがアトランティス水没の日付として挙げているのは、今の時代の11,600年前、ソロモンの時代より9,000年前だからです。
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ビグリーノ:そうですね。
ハンコック:わたしは、もしこの計算が正しければ、11,600年前に、その地球規模の大異変・大災害が起こったのではないかと考えています。そして、ヘブライ人がエジプトから脱出したのが、それから約8,000年後の紀元前1,200年、今から3,200年前のことになります。わたしを批判する人たちが最も受け入れ難いことの一つは、伝統的知恵や知識、さらには、失われた文明に由来する特定の技術でさえも、"8,000年もの間保存されてきた" という主張の部分です。
ビグリーノ:"8,000年もの間保存されてきた" という説は、かなり有り得ると思います。
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ハンコック:どうして有り得るとお考えですか?
ビグリーノ:はい。なぜなら、エジプト文化においても、セザリアのエウセビオのレポートを書いたフェニキア人の司祭サンクニートンが書き残したものの中に「古代エジプトの司祭が、神話の中に古代文明の真の歴史を書いた」というのがあったからです。
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ハンコック:エジプトには、わたしの後ろに飾ってある絵に描かれたような存在がいました。これらはホルスやアヌビスではなく、ペイとネッケンの魂で、ホルスの信者と言われる別のグループとも関係があります。
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古代エジプトの文献に書かれている彼らの目的は、過去から未来に知識を伝えることです。彼らは一種の秘密結社で、そのメンバーの大部分を女性が占めていました。なぜなら、古代エジプトでは、女性のほうが圧倒的に強い権力を握っていたからです。
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彼らは、過去から現在へと知識を伝えてきた秘密結社でした。最も信じがたいのは、そのような秘密結社が8,000年も存続できたということです。そのことを批判されたとき、わたしはよく、何千年もの間続く思想があることを指摘します。大洪水の話でさえ、数千年間続いているアイデアです。
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ところであなたは「11,000年以上前に大洪水があった」という説について、どうお考えですか?それとも、もっと前に起きたと思いますか?聖書の中に何か記述があるのでしょうか?
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ビグリーノ:11,000年前で合ってると思います。
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ハンコック:「ノアの箱舟が到達した場所は現在のトルコにあるアララト山である」という聖書の話は興味深いですね。アララト山は、実際には、トルコよりもアルメニアからのほうが、よりはっきりと見ることができます。でも、氷河期の終わりに洪水が起こったと言われていますが、なぜか、そのどれもがアララト山の斜面には到達していません。 アララト山は、1万1千年前にも10万年前にも、水没してはいなかったのです…洪水の生存者が高いところに避難するという考えは、理にかなっているとは思いますが。
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ビグリーノ:はい。ニコラ・ダメチーノも、彼の著書の中で「ノアの箱舟が漂着したとき、アララト山の山頂には他にも人々がいた」と書いています。
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ハンコック:ああ、それは興味深いですね。
ビグリーノ:でもその人たちは舟から降りるのを恐がっていたので、ノアは息子たちと一緒に、彼らを説得して下山させたんです。
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ハンコック:聖書には書かれていませんよね?他の本の中にあるのですか?
ビグリーノ:紀元前1世紀の、ダマスカスのニコラウスの本に書いてあります。
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ハンコック:なるほど…聖書の釈義なんですね。
ビグリーノ:そうです。
ハンコック:そこにすでに人がいたことを発見したという話は、興味深いですね。アララト山がわたしにとって興味深いのは、現在トルコで発見されているギョベクリ・テペ遺跡に比較的近いことです。ギョベクリ・テペも11,600年前の遺跡なんですよ。
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ビグリーノ:ギョベクリ・テペは、アイガー文明 (アルプス地方にあった文明)のもう一つの証拠です。
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ハンコック:そうです、アイガー文明の証拠だと思います。でも面白いのは、"知識が選ばれし集団の中で保存され、未来に受け継がれる" という考えを、考古学者が最も嫌がっているということです。それが8,000年も続くなんて話は、多くのアンチにとって受け入れがたいことだと思います。
ビグリーノ:しかし、わたしは、歴史は絶対に書き換えられなければならないと思います。なぜなら、主流の歴史では説明できないことが多すぎるからです。
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ハンコック:本当にその通りです。
ビグリーノ:はい。
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