17. (後編5)大ピラミッドの模型を2つ作り、片方を逆さまにして底辺合わせてみると、極直径が得られます。「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~(後編)」by ランドール・カールソン (2020/12/8)
テレグラムEriQmapJapanより、Eriさんのサブスタック・ニュースレターNo.17(後編5)を共有させて頂きます。
17. (後編5)大ピラミッドの模型を2つ作り、片方を逆さまにして底辺合わせてみると、極直径が得られます。
「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~(後編)」by ランドール・カールソン (2020/12/8)
(後編)
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ウィリアム・R・フィックスが「数千年前、どこかの誰かが、地球を非常に正確に測定することができた」と言ったとき、もちろん、その詳細について詳しく説明があったわけではありませんが、わたしはただ、それがどのように機能したのかについての全体像をお伝えしたいと思います。
測地データを参照して、 極半径を示すさまざまな楕円体(エリプソイド)を見てみましょう。
アメリカでは、クラーク楕円体に至るまで、1880年の楕円体が軍事やNASAに関連しないすべての測定に使われています。
今でも、7.5分図幅地図のような地形図を使ってナビゲートする場合、米国地質調査所が作成した地形図では、クラーク楕円体を日常的に使用しています。しかし、これらの様々な極半径の長さをフィート単位で取り、それを43,200で割ると、この表のようになります。
ピラミッドの高さは482.7575フィートと推定されていたのを覚えていますか?この数字を見ると、WGSやGRSといった衛星調査に非常に近いことがわかります。
では、なぜこのように、72年の衛星調査と80年の衛星調査の間に差があるのでしょうか?
もう一度、同じように精度の高い衛星測量をおこなったとしても、また食い違いが出るという結果になるでしょう。それは、宇宙空間を自転する地球には、様々な潮汐力が働いていることが原因です。
地球は、常に様々な潮汐力によって、200~500フィートもの規模でその形を歪めています。つまり、地球自体が形を変えているので、 それ以上の精度を出すことは不可能なのです。
この先10年間、毎年測定するとしたら、どの結果も非常に近いながらも、10通りの数値が得られることになるでしょう。それは、潮汐によるふくらみで地球自体の形が変化し、多少のずれが生じることによって、月の位置が地球に影響を与えるのが原因です。
月と太陽が地球の側にあれば、それは地球の形状に影響を与え、地球の直径の数百フィートまで影響を及ぼします。ですから、ピラミッドには、現代の人工衛星による測量と同じくらい正確な地球の大きさが祀(まつ)られていると言っても、過言ではありません。それは、わたしにとって非常に深い洞察です。
なぜならこれは、その昔、誰かが地球の大きさと形を、そのレベルの精度で測ることができたということを示唆しているからです。もし誰かがそれをおこなったとしたら、それは一体、何を意味するのでしょう?ここが興味深い部分です。
なぜなら、紀元前300年頃のギリシャのエラトステネスの方法を使った原始文化はなかったからです。彼は地球を測定しましたが、それは一般的に、非常に正確であると考えられていました。
というのも、エラトステネスは、古代ギリシアで利用可能な方法を用いて、地球の円周を、実測値から約500マイル以内の数値に収めることができたからです。
彼は基本的に、地面に棒を突き刺して、1年で最も昼間が長い日の影の角度を測るということを、何年も続けていました。これはとても興味深い方法なので、わたしの神聖なる幾何学の授業でもおこなっています。
しかし、一般的に考えられている数値と同様に「地球の円周は25,000マイルである」という結論に達したことからして、彼の技術はかなり高度であったと考えられています。
測る場所にもよりますが、地球の円周は、およそ24,901マイルと考えられています。つまり、彼は地球の実際の大きさにかなり近い数値を言い当てたのです。
しかし、彼の測定値は、ピラミッドほどは近くはありませんでした。仮に、ピラミッドが4,200年前に建てられたとして、その時代のいったい誰が、それほどの精度で地球を測定する技術を持っていたのでしょうか?4,200年前にそんなことをした人はいなかったでしょうし、どうやって測ったのかもわかりません。
しかし一方で、もしピラミッドがもっと古いものである可能性があるとなると、それは1万~2万年前にさかのぼることになります。
わたしにとってこれは、堤防の小さな亀裂のようなものです。なぜなら、そこを塞いでおかないと、 "現代の知識"という建物は、すべて流されてしまうかもしれないからです。
というのも、1~2万年前の誰かが科学的に洗練されていたなんてこと、到底認められないからです。1~2万年前といえば、クロマニョン人が洞穴(ほらあな)に住んでいたといわれているような時代です。
"洞穴に住む人"だなんて、馬鹿げた発想です。まぁ、たまに洞穴で雨やどりくらいはしていたと思いますがね。
でもここで、単なる偶然の一致ではないということを認めてしまえば、 メインストリームの科学が扱いたがらないような事態を引き起こします。というのも、わたしたちは、科学的進化の真っ最中だからです。
人工衛星ができるまでは、誰も地球の実際の大きさを数百フィートというレベルで測ることはできませんでした。つまり、ここでは時間と空間の尺度がひとつに統合されているのです。なぜなら、時間の尺度は、地球が移動した時間の長さだからです。
地球は、2秒間でほんの少しだけ回転し、大ピラミッドの底辺を一周する距離を移動します。
ソックル(台座)も含めた大ピラミッドの高さは地球の極半径の1/432,000、つまり大ピラミッドは、地球の半球の1:43,200の縮尺モデルなのです。
大ピラミッドの模型を2つ作り、片方を逆さまにして底辺合わせてみると、極直径が得られます。
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