自分の気持ち次第でPTA役員も面白い(かも)
こんにちは。ママ子です。
春が近づいてきたからかPTAに関するこのnoteを更新していなくても読んでくださる方がいて、嬉しい限りです。
新年度、PTA役員をやろうか迷っている方も多いと思うので、今回は自分次第で面白いしいものになるかもしれないPTA役員について書いてみたいと思います。あくまで私個人の主観のものなので、参考にならなかったらごめんなさい。お楽しみ程度に読んでくださいね。
PTA役員というと大変というイメージだけがとにかく浮かんでくるのは世の常でしょうか。私自身も実際そう感じることがありますし、嫌だ、面倒くさいと思ってしまえばそこまでです。
でも、今はPTAがない学校もある中で、お子さんが通っている学校にはPTAがある、ということは何か意味があって存在している訳で、そんな部分を考えてみると同じPTA活動でも違って感じるかもしれません。
大変というイメージは
〇時間を取られる
〇人間関係
がメインと思われます。それぞれどんな風に考えたら楽に取り組めるかをまとめてみました。
大変なことその1 時間を取られる
女性の社会進出によって、ここ数年で働くお母さんが特に増えた気がします。産休・育休をとってフルタイムでずっと働いている方、パートに出ている方、単純に家計のためというだけでなく、「お母さん」という役割だけでない自分自身の生きがいを見出だすことにも働くことが必要な時代が来ていると思います。
それはそれでとっても良いこと。お母さんが無理してまで家庭に収まるような時代ではないのですね。
でも、だからと言って子どものことは学校にお任せきりにしていいということではないと思うのです。
入る前は不安でいろいろ学校の事をネットやママ友さん、近所の人などに聞いてきっと調べたことと思います。入ってしまったらそれで終わり?
そういう施設も活動や人員、時には法律やルールが変わったりして日々アップデートされていきます。
そうなったら、時には中に入って様子を見るということも必要ではないでしょうか。PTAは子どもの様子を合間に見ることだけではなく「学校の様子を感じる」ということで、より自分自身の実感として感じた情報が得られる場所です。
PTAの具体的な活動は学校によって異なりますが「学校の様子を感じてみよう」と思って望むと、例えば清掃活動の「清掃」だけに集中するのでなく、子どもたちがどんな風に過ごしているか、先生と子どものふれあい方はどうか、通りがかった先生は挨拶してくれるのか、わざわざ様子を見に来てくれる先生がいるのか、など。
同じように学校の様子を垣間見ることができる授業参観の日は、親が来るのが当たり前なので先生方もそれなりに構えていますが、日常のPTA活動だとより普段の教育活動に近い感じだったりします。それを感じに行くことは時間の無駄ではないでしょう。
そういう時間を自らあえて必要として来ている、と思うとPTA役員も主体的な時間。やらされ感はかなり減りますし、そこから何か情報が得られれば有意義な時間に変わっていきます。
ただ、学校の様子を感じに行くにしたって、さすがにこんなPTA活動は無駄ではと思う活動もあるかもしれません。
無駄とも思える活動も、むやみやたらに発生した訳ではなく、それは過去誰かが必要だと思って作ってきた活動で、その時には評価されるものだったのです。
先ほどの女性の活躍の場が変わってきたように、今は特にコロナ禍を機に活動を変えていくチャンスではあります。
声を上げるチャンスです!気が付いた点は誰かに伝えてみたり、相談してみたりすると、みんながそう思っていれば案外楽に変わることもあります。
保護者同士でそれぞれの人がそれぞれできることを補いあいながら活動できることがPTAとしては理想形で、そうは言ってもなかなか難しかったりしますが、今いろんな転換点にある中で、まずは意見を言ってみる、そしてそれができなくても恨まない、そんな視点も必要かもしれません。
単純に活動時間をとられて「大変」と思うより、その時間の意義を感じてみること。大変さだけに目を向けないことが楽しく乗り越えていくポイントの一つです。
大変と思うことその2 人間関係
公立の学校は、ただその地域に住んでいるというだけのお子さんが通っています。さらにPTAにおいては子供がそこの学校に通っているという共通点だけの集いです。
そう思うと、話をしても全く共通項が得られない人も中には現れたり、困ることがあるのも想像されます。
だから最初から仲間を探しに行かない。いろんな価値観の人が集まる場だと、思って参加すれば無駄に人間関係に悩まずに済むと思います。
保護者には本当にいろんな人がいます。仕事をしてるかしてないか、幼稚園からあがってきたのか保育園からあがってきたのか、その場を仕切りたい人、思ったことをきちんと発言できる人、前に出ることは苦手な人、自分の意見をなかなか言えない人、機械に強い人、語学ができる人、たくさんの趣味を持っている人、金銭感覚が違う人、などなど本当に多種多様。
最初からお友達作ろう、とか仲良くやりたいと思って行くと、共通項が見つからない中でその気持ちが空回りして逆に辛くなってしまうので、最初は人間観察のつもりで臨みましょう。
活動していく中で友達ができたらラッキー程度の気持ちで。
ほとんどのPTA活動は1年単位。1年で終わりますし、子供が卒業したり、成長していけば保護者同士の繋がりも、繋がっていようと心掛けない限り自然と薄まっていきます。一時的な悩みで終わることもあるでしょう。
人間関係で悩んだ時は、役員同士、仲良くしなきゃいけないという概念は捨てて、何のためにPTA活動に参加しているかに立ち返って、どこまでその人との関係に自分が期待をしているのか振り返ってみることも必要だと思います。
まとめ
PTA役員は義務のようにやらされることもあるので、参加する意義についてなんてなかなか考える時間はないかもしれませんが、参加する前にPTAで何を得たいかちょっとだけでも考えてみてください。
「大変なのに仕方ないからやる」と思うと辛いけれど、子どもたちの学校での様子を見たい、学校の様子を肌で感じられる、と思って取り組むだけでもそれはやらされ仕事ではなく自分の時間になります。
学校の様子を見たい、学校との関係づくりをしたい、そんな気持ちで参加すると、そういう気持ちを共感できる保護者の方と友達になれることがあったり。そういう人とは心地よい距離感のつながりを保てています。
PTA活動を毛嫌いするだけではなく、その時間を「自分の時間」に変えていく考え方次第で楽しいものにもなるはずです。
春から役員をやろうか迷っている方の少しの参考になれば幸いです。
お読みくださりありがとうございました(^^)