"funny"のような英単語ばっかりだったらいいのに。
英語の勉強に何度か挑戦するも、
持ち合わせのない持久力のおかげで、定着前に力尽きてしまいます。
文法が重要だ!って文法ばっかりやって脳みそが燃えそうになり、
じゃあ単語か?って単語帳抱えてたら、変な単語しか覚えらんない。
例えば何って?ん、それは内緒。
やり方間違ってんのかなぁと思ってはリトライ。
そして挫折。
そんな時、いつも思うことがあるのです。
"funny"のような
英単語ばっかりだったらいいのに。
【funny】
主な意味
おかしい、こっけいな、変な、奇妙な、不正な、いんちきな、いかがわしい、気分が悪くて、体の具合が悪くて、ばつが悪くて
(weblio英和辞典)
長々と書いてはおりますが、
つまり、英単語の"funny"は
(最後の「ばつが悪くて」以外は)
日本語の「おかしい」が持つ意味と同じ。
具体例をあげると…
こっけいな
「この落語、おかしくって笑いが止まんねぇや」
変な、奇妙な
「ねぇ、あの人…なんか様子おかしくない?」
不正な、いんちきな、いかがわしい
「おい、おかしいぞ!最初に言ってたことと違うじゃないか!」
気分が悪くて、体の具合が悪くて
「なんか今日は調子がおかしいんだよな…」
ほら、全部「おかしい」でしょ?
(「ばつが悪い」って意味以外はね…うん)
だから、
"funny"=「おかしい」。
以上。最高。
普通、英単語を覚えようと思っても
その言葉の表せる守備範囲って日本語とズレてるんです。
例えば"walk" 。
【walk】
主な意味
歩く、散歩する、歩いていく、出る、ふるまう、身を処する、世を渡る、トラベリングをする、嫌疑が晴れる
(weblio英和辞典)
この中で日本語の「歩く」が対応できるのは、
せいぜい「出る」くらいまで。
あ、でも「(幽霊が)出る」って使い方に限定的なのか。
じゃあ「出る」もだめだ。
"funny"の「おかしい」のように、
この複数の意味を90%以上カバーできる、
守備範囲がカブってる和単語…
私には思いつかない…
" I " ですら「私」ではない。
日本語に当てはめると「私は」っていう訳がつく。
そう思うと、"funny" ってすごくない…?
この、英単語のもつ意味が
たったひとつの和単語で説明できてしまう、
"="で結びつけられちゃうこの感じ…
気持ちよくない…?
それと同時に感動すら覚えちゃうんですよ。
そもそもの文化が違って、
文章を構成する語順も違って、
言葉の成り立ちだって違うのに
ここまで合致する単語があるのか…!と。
"funny"みたいな単語、他に何かありません?
今のところ"funny"の魅力に取り憑かれっきりで
次の探索ができてないんだけど(笑)。
でもね、こんなとっかかり一つで興味が持てれば
あとは続けるだけなのかもしれないな、
なんて思ったりするのです。
さぁ、次こそは。