AI界で話題のGPTsを知識ゼロから作る方法を解説!
AI×ビジネスコーチの多田啓二です。 今回は、AIの世界で話題のGPTs(Generative Pretrained Transformers)について、初心者の方でも理解できるように解説します。日本語で作成する一連の手順についても紹介しますね。
GPTsとは
GPTs(GPT Builder)は、OpenAIによって発表された根本的な技術です。これは、人工知能(AI)と対話する新しい方法を提供し、個々のニーズに合わせたカスタマイズが可能なツールです。的には、ユーザーが自分のChatGPTをカスタマイズし、特定の用途や好みに合わせて調整することができます。
GPTsの作成方法
それでは、具体的に日本語でGPTを作成する手順について見ていきましょう。
OpenAIのChatGPTにログイン: まずはOpenAIのChatGPTにログインします。
「Explore」を選択:画面上部のメニューから「Explore」を選択します。
「GPT を作成」ボタンをクリック:「My GPT」セクションを見つけ、「GPT を作成」ボタンをクリックします。
初期設定の確認:初期設定となっている英語と日本語の場所を確認します。
日本語での応答を指示:GPT Builder に「今後、GPT Builder の全ての応答を日本語でお願いします」と指示を出します。これにより、全ての応答が日本語になります。
GPTの作成:GPT Builderとの対話形式で、あなたの要望に基づいたGPTを作成します。GPT Builderの質問に答えるだけで、目的に沿ったGPTが形成されます。
設定の確認:対話中にGPTの設定が完了したら、すべての設定があなたの要望に沿っていることを確認します。
GPTの保存と公開設定:最後に、作成したGPTを保存し、必要に応じて公開設定を行います。公開設定では、GPTを一般公開するか、特定のリンクを持つ人のみにアクセスを許可するまたは選択できます。
なお、GPTsの作成には追加は必要ありません。また、GPTsは有料プラン専用の機能であり、月額20ドルのChatGPT Plusに追加する必要があります。また、日本語の大規模言語モデルの具体例として、rinna社の日本語GPT言語モデルがあります。このモデルは、日本語の自然言語処理(NLP)に特化したGPTで、多くの研究・開発者に利用されています。以上がGPTsの基本的な概要とその作成方法になります。 AIの世界は日々進化していますが、GPTsはその最前線に立つ技術の一つです。
GPTsをさらに精度を高めるためる方法
GPTsをさらに精度を高めるためにカスタマイズする方法はいくつかあります。以下に主な手法を挙げます。
学習データの作成: ファインチューニングでは、特定のタスクに適したデータを用意します。このデータは、モデルがまだ学習していない新たな情報を含むことが重要です。
学習データのアップロード: 作成した学習データをPDFなどにして、GPTsのUpload filesにアップロードします
ベースモデルの学習: アップロードした学習データを用いて、ベースモデル(事前学習済みのGPT)の学習を実行します。
特定のタスクに適応: ファインチューニングでは、解きたいタスクに応じて、データを別途で用意します。例えば、要約、翻訳、質問応答、テキスト分類などのタスクを解くために、それぞれ適したデータを用意します。
プロンプトデザイン: ファインチューニングと同様に、プロンプトデザインも重要な手法です。プロンプトは、モデルに対する指示や質問を形成するためのテキストで、これを適切に設計することで、モデルの出力をより制御しやすくします。
これらの手法を組み合わせることで、GPTsを特定のタスクに適応させ、その精度を向上させることが可能です。
作成したGPTsの紹介
いくつか私の作ったGPTsも載せておきますので、よろしければ試してみてください。個人的には孔明GPTがおすすめです!
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