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みんなが待っててくれていた席替え

我が家の長女、なはら姉さんは 学校が嫌いで、時間割を見て 選択制で 学校を使わせていただいています。

先日、なはら姉さんのクラスのみんなが なはら姉さんが来るのを信じて 席替えをするのを待ってくれていました。

先生が その前日 なはら姉さんと電話で話をして「待ってるね」と言った約束を果たすために、みんなに「待とう」とお話をしてくださったんだと思います。

感謝の気持ちでいっぱいになったエピソードでした。

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「明日 席替えをするから 来てね」

先日、なはら姉さんがお休みをした日 夕方に 先生からお電話をいただきました。

そして 先生は そうやっていつも気にかけてくださり 直接 なはら姉さんとお話をしてくださいます。

その日は 先生から「明日 4、5、6時間目のどこかで席替えをするよ。待ってるから 来てね」というお話があったようです。

小学生にとって 席替えは 楽しみな、一大イベントです。

なはら姉さんも それを聞いて わくわく 楽しみにしていました。

4~6時間目のどこか、という計画ですから 私だったら「4時間目までに行こう」と思うだろうなと思います。

でも なはら姉さんは「まあ 席替えだけど 行きたくないからいいか」となり 結局 席替えは学校に行くための大きなモチベーションにはなりませんでした・・・

その日は 結局 6時間目に間に合うように到着。

「もう席替えしちゃったかな」と思って教室に向かいました。

5時間目が終わって 職員室に向かう担任の先生に 廊下で遭遇し 

なはら:席替え終わった?
先生:待ってたんだよ

と教えてもらいました。

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先生は なはら姉さんが きっと来る、と信じて 6時間目まで待ってくださっていたようでした。


みんなで 待つことにした

教室に着いたら お友達が わ~と集まってきてくれて 「よかったー 来たー」「席替えしないでおいてよかったね」と言っているのが聞こえました。

きっと クラスでみんなで話し合いをしたのではないかなと思います。

なはら姉さんが 登校してくる前に席替えをするか、
なはら姉さんが 登校してくるまで待つか。

先生も 約束してくださったし、みんなと話し合って 6時間目まで 席替えをしないで待ってくださっていたんです。

どうせあんまり来ないんだし、席替えしちゃったらいいじゃん、って ならないのかーーーーと 胸がとても熱くなりました。

もおーーーーー 本当にありがたい・・・

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こうやって 先生は 約束を守る姿を見せてくださり、自分の行動が ほかの人に影響がでることを 示してくださっているのではないかなと思います。

学校が嫌だと言っちゃうなはら姉さん一人のために みんなで考えてもらって 我慢してもらっちゃって・・・・ 

でも 誰も文句を言わないみたいで・・・

先生が すごく上手に環境を整えてくださっているんだなと思います。


みんな ありがとう。先生 ありがとう

今回のことで さすがに 先生は なはら姉さんに 「みんなが待ってくれていたよ」と声がけをして なはら姉さんから みなさんに しっかり頭を下げて 「ありがとう」と伝えたそうでした。

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今回の席替えで 自分の気に入っている席に座れて 回りもお友達に囲まれているようです。

先生は きっと「好きな席に座り、お友達と一緒にいられるようにして 学校がもっと楽しい場所になったらいいな」と思ってくださっているのだと思います。

「学校が刑務所みたい」といっちゃうなはら姉さんに みんな こんなに優しくしてくれて 全然、刑務所じゃないじゃーーーんと 私は思っちゃいます。

彼女にとっては そんな簡単なことではないのかもしれません。

でも こうやって 自分が見えないところで 誰かが考えてくれていること、自分が知らないところでも 自分のために誰かが動いてくれていることを学ぶ、すごくいい機会だったなと思います。

先生の希望に反しているかもしれませんが、私は この担任の先生のおかげで、安心して なはら姉さんに学校を選択的に使わせることができています。

先生が なはら姉さんの居場所を しっかり確保してくださっているからです。

私も 先生への感謝の気持ちを しっかり連絡帳につづりました。

学校との連携、担任の先生との連携は、とっても重要です。

不登校になって 今まで以上に 先生との連携がとても大事だと思うようになりました。

先生とお話をする機会も増え、今の担任の先生とは お話をするのが嫌ではなくて 本当に助かっています。


学校嫌いのお子さんをお持ちの親御さんと一緒にお話がしたいと思っていて、オンラインおしゃべり会を開催します。

みなさんが お子さんの学校嫌いにどう対応されていらっしゃるか、学校とどのように連携を持っているかなどをお伺いしたいと思っています。

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みなさんのご参加をお待ちしております。







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