「毎日 少しでも学校に行く!」と なはら姉さんが目標を立てたそうな・・・
先日、担任の先生と 長女、なはら姉さんとお話をしたときにも話題になったこと、
「これからの目標を立てましょう!」
そして なはら姉さんが考えた目標は
「毎日 少しでも学校に行く!」
ということでした。
もともとなぜ目標を立てることになったのか
9月半ばにあった運動会に向けて、なはら姉さんは いつもよりも学校で時間を過ごしていました。
運動会のダンスと 短距離走が好きだったのと
学年のダンスでは フォーメーションなどもあり お休みしてしまうと 周りのお友達が位置の確認などが難しくなるという、「みんなに迷惑をかけてしまう」ということがあり
運動会の練習なら~と 学校に行っていました。
先生がわざわざおうちにお迎えに来てくださり 朝から登校した日もありました!!
そこで 先生も 「(目標を設定すれば)やればできるんじゃん!」と思われたんだと思います。
まあ もともと「出来ない子」ではありませんので やれば出来るんです・・はい。
それで 先生が 「目標を立てて 頑張ってみようよ」と薦めてくださったのですね。
目標を立てた理由って本当は何なの?
でも 実は 先生に薦められただけではなく なはら姉さんなりに 「目標を立てて 頑張るから!」というモチベーションが ほかにありました・・・
それは ずばり「クリスマスプレゼントがほしいから!」だったのです。
しかも 勝手に クリスマスプレゼントをもらうことにしている、というずうずうしさ満載の理由です。
去年の今頃は 行き渋りが かなり表面化してきたころでした。
私も かなりプッシュしていた時期で 「こんなに学校に行かないなら!!」と 年末のプレゼントは買ってあげませんでした。
私の両親や妹たちから たくさんプレゼントをもらっていたので プレゼントが何もない!!という状態ではありませんでしたが 私はその中であえて 「あげられない」という姿勢を持っていました。
学校に行くべきだと思っていたし 学校に行っていないのであれば プレゼントはもらえないと・・・
それは減点方式のやり方で 誰もハッピーにならない方法だと思うのですが 去年は それが必要だと思っていたのです。
今年は そういう減点式ではなく、加点方式にしたいなとは思っていました。
今回は 思いがけなく 本人から 「目標立てたよ!」となったのでした。
その目標を聞いた先生と私の反応
今年の目標を 「毎日 少しでも学校に行く!」と設定したと聞き 担任の先生も 私も
「簡単すぎなーーーい???帰りの会に参加するだけ、でも出席になるわけでしょ~~~???」
と思ってしまいました。
だって 1年生のころは 毎日来てたし~
6時間目の最後の10分出ただけで 出席になるのを 毎日こなしたって 「頑張ってること」にならないじゃーーーん、と。
大人の私たちは「毎日4時間目から学校に行く」とか 「週に1回は 朝から登校するとか」という結構ハードルの高い目標を期待してしまうのですね。
その目標を達成したことで クリスマスプレゼントをもらえる、というルールにして いいものか・・・・
結構 もやもやしていました。
私が 彼女の目標を立てたって意味がないことはわかっている。
彼女が達成できないような高い目標を立てることに意味がないことはわかっている。
でも 本当に これでいいのかな・・・ そんな迷いがあったのでした。
いろいろ考えた私の結論
いろいろ考えた結果
「まあ この目標で どうなるか やってみよっか」
となりました。
わたなべみずきさんのコーチングセッションを受けたり
この記事を読んだりしたりして
今は 「実現できる目標を立てるほうが 将来的にはいいのか」と思うことにしました。
高い目標設定をしてしまって 失敗を繰り返し 自己否定感を高める必要はありませんよね。
成功していって 「自分ができる!」と思うことを増やしていくほうが幸せです。
そして 自己肯定感が高まっていくと どんどんいろいろな新しいことにも挑戦していけるようになるものです。
最後の1時間だけ学校で過ごす、ということが多い日々ですが 実は もう数週間 お休みをしていない、なはら姉さん。
自分で実現できるとわかっている目標をたてたんですね。
でも 本当に達成できるのか?
そして クリスマスプレゼントをもらって目標が実現した後 ど~~なるのか???
がんがん休みだすのか?
そのあたりは 乞うご期待!!
その目標でOKとした次の日は 不思議と 積極的に自分で準備をして 「行くよ!」と言ってきました。
自分を認められる、って 気持ちがいいですよね。
私のものさしで 物事を決めるのは よくないってわかっているけれど やっぱり 私基準で考えてしまうな~
時には 私が自分の考えを伝えると 「そっか~ じゃあ そうしてみる!」ということもあるので 自分の考えを伝えることなく 子供の考えをすべて受け入れていればいいわけでもなさそうですしね。
今回は 対話の結果 彼女が自分の考えを曲げなかったし 私も ハードルを上げすぎているとわかっていたので 彼女の目標設定を尊重することにしました。
子供の意見を尊重するって 意外と難しいですよね。