保育園とのマスク議論②〜聴く〜
園長は動じない様子で私と向き合ってくれた。
前回の話はこちら。
昨夜、子どものマスク着用に関する情報を調べていたら、保育園はこの指針で動いているのかも?という情報があった。
●保育現場のための新型コロナウイルス感染症対応ガイドブック
そんなのを調べていると、最初は「やっぱり子どもへのマスクは良いことない!!」と少し憤り混じりで調べていたが、「保育園も全て分かった上でこうするしかなかったのかも?」と気持ちが変化していった。
そんなこともあり、園長にまず「マスク着用に至った経緯が聞きたいです。できるだけマスクはさせたくありません」と伝えた。
そこからはそれまでの経緯など細かく教えてくれ、『子ども達の居場所の確保と子どもの意思で自由に動ける環境を守るための決断がマスク着用になった』ということが分かった。
本当は、職員にも園児にもマスクはさせたくないこと、抗原検査は取り決めにて毎週行っているとのことも知った。
そして、保育園側も行政と保護者からの板挟みで業務も逼迫し、ほぼ休めていない状況であることも分かり、こんな状況にさせている国の基準に腹が立って涙が込み上げる。
保育園が悪いわけでも、感染症が悪いわけでもない。
こんな事態になっているのに、変なこだわりか利権のためか、恐れることのない感染症を死の病だという風に駆り立てる国やメディアや、それを鵜呑みにして思考停止状態の大人や社会がいけないんだ。
その影響を被るのは、全て子どもたち。
将来的な発達の影響も数年後になって出てくるだろう。
今使われている感染予防対策に使われているお金を、税金から賄うという意味の分からないことをして子どもたちが払っていくことにとなるだろう。(プライマリーバランス黒字化はしなくていい。)
そんな未来でも、子供たちは生き残るために変化し成長していき、乗り越えていくと思うけれど、もっと希望に満ちた未来を残すことができるようにしていきたい。
そのためには、まずは気付いている人たちから、どう在りたいか、何を大切にしたいかを考え、今何をすべきかの優先順位を付けることが必要だ。
そして、気付いていなかった人たちに少しずつでも教えてあげればいい。
いつか気付いてくれる時のために。
園長との話を終え、モヤモヤする気持ちを抱えながら会社に向かう。
こんな状態で、「実際仕事なんてできないよな」とも思いつつ、、、(そこから気づいたこともあるので、また改めて綴ります。)
保育園のマスク着用に至った経緯と、保育園側はマスク着用を強制することはできないことは確認することができた。
園長には、マスク着用に関しては子どもの意思を尊重することにしていること、先生から「苦しかったらマスク外していいよ」と声掛けしてほしいことをしてほしいことをお願い。
それでもやはり私の中では子どもたちにマスクを着けてほしくない、、、
家族間とのやり取りと、私の想いはまた次回。