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スマホ×育児。その悩みはシンプルにこう解決できるかもしれない。【WEEKLY OCHIAI 母親をアップデートせよ】

こんにちは!
オンライン子育てひろば「ママこぺる」スタッフの滝です。

去る1月23日。 
水曜の夜22時に生放送された、この番組をご存知ですか?

こちらはNEWS PICKSという経済ニュースサイトで配信されている落合陽一さんの番組「WEEKLY OCHIAI」。

「母親をアップデートせよ」というタイトルで行われた生放送には、平日22時からというなかなか参加しづらい時間にもかかわらず多数の観覧応募があり、抽選で50名のママたちが集まったそうです。(平日22時に六本木に集まれるパワーと行動力のあるママたちが大集合!すごい!)

白熱した内容に番組は延長され、計1時間16分。
上のリンクから番組の録画配信が見られますので、よかったらチェックしてみてくださいね。

さて。
今日はこの「母親をアップデートせよ」でちらりと出てきた
【スマホ×育児】に関する意見をご紹介していきたいと思います。

0歳ママからスマホで悩んでいる

乳幼児ママの集まる「ママこぺる」。
これまで行ってきたオフライン・オンラインの活動の中で
【スマホ×育児】のお悩みを、たくさんの人たちから伺ってきました。

スマホとの付き合い方・付き合わせ方に悩むのは、小学生や中学生ママだけではありません。0歳ママも、悩んでいます。
それは大人自身の生活にスマホが完全に入り込んでいるから。

悩みは
● 大人(自分自身)がスマホをどう使えばいいか?どう付き合えばいいか?
● 子どもにスマホを触らせていいか?何歳から?
● いろいろなアプリやコンテンツがあるが、子どものためにどうそれらを選べばいいのか?
● 公共の場で子どもに静かにしていてほしくてスマホを見せるけれど、回りの目が冷たくて気になる・・・
などなど、多岐にわたっています。

日本小児科医会の出す『スマホに子守りをさせないで!』のポスターに傷ついている人がたくさんいること、もっと違うメッセージを欲していることも以前noteに書いた通りです。

そんなことが頭にある中で、前述した「WEEKLY OCHIAI:母親をアップデートせよ」を見ていると、観覧に来ているお母さん、ゲストの花まる学習会代表高濱さん、落合さんの3人でこんなやりとりがありました。(番組開始から17分36秒~23分20秒の6分程度。以下の書き起こしは要点だけを記しています。)

母「周りの人には、そんなに小さいうちから(スマホを)与えちゃダメだよとか(言われる)」
落合「ダメに根拠がないやつですね」
高濱「根拠はね、これからなんですけど、今大人たちがね、結構直面しているいちばんの問題って、たった一人の妻の気持ちがわかんない、的な問題ってあるわけですよ。それは何かっていうと、やっぱり生身の、アナログの経験総量がたりなくて、多様な人間のところにいないから。」
高濱「僕が20数年前に始めたときに(調べたときの話ですが)、とうとう心の面でうまくいかなくて、社会(生活)が成立しなかった人たちが、もうゲーム漬けばっかりだったんですね。つまりそこで画面だけが貴重な成長過程の時間にもってっちゃうと大変なことになるな、みたいな話があって。で、僕はゲームはするな派だったんですよ、ずっと。」
高濱「なんですけど、今はゲームどころじゃなくてスマホがいちばんの課題で。今、0歳からみんな触ってるじゃないですか。
落合「うちの(子ども)もそう!」
高濱「触った子たちがどうなるかは、20年後30年後なんてエビデンスなんて出ないわけです、絶対。そういう時代に、僕がお母さんにアドバイスしているのは、触らせるなってのは無理ですよ、だって大人が全員中毒だから。(でも)子どもの成長っていう意味から言うと、アナログな時間をキープするっていうか。それが親の見識っていうか。(そういう)時間を作ってあげるのが親の見識じゃないですか、っていうのが、当面今の答えです。」
落合「アナログな時間が有意義になるデジタルの使い方をするのがいいと思いますよ。」
落合「たとえばうちの子とかが見ているのって、車のおもちゃとかでみんなで遊んでる動画とか見た後、家で同じ遊び方をはじめるんですけど、なんかそういうのは結構いいっていうか。それでスマホゲーとかになっちゃうと、デジタルの中でデジタルで閉じてしまうので、すごくつまんなくなっちゃうっていうか。外に出て行くきっかけになるものは、すごくスマホいっぱいつかったほうが新しい遊び方を知り得たり、しゃべり方とか面白いのいっぱいあるんで、僕はいいと思うんですけどね。」
落合「外に出て何かをやりにいくための動線はすごく大切で、スマホも同じで、スマホで何か外にやりに行くきっかけができればそれはいいんじゃないかな。

アナログな時間が有意義になっていけばいい

子どもの成長にとって大事なのは「アナログ」の時間。
高濱さんの話していたように、貴重な成長過程の時間が画面に奪われてしまう(デジタルの中で完結した時間を過ごしてしまう)と、社会で生きていくために必要なアナログの経験総量がどうしても減ってしまう・・・

だったら、スマホのようなデジタルとどう付き合っていけばいいか?

その答えが、落合さんの言う「アナログを強化するデジタルの使い方」を意識することなのだと番組を見ていて腑に落ちました。

これは小学校以降の子育てにおいても、乳幼児期においても、そして自分自身のスマホとの付き合い方についても当てはまる、芯の通った考え方として役立つのではないでしょうか。

【スマホ×育児】に悩んだら、「アナログを強化せよ!」のキャッチコピーを思い出してみようと思います。

読んでいただきありがとうございます。
「ママこぺる」は乳幼児親子のつどいのひろば。昨年10月にオープンしたばかりの新しい子育てひろばです。インターネット上の子育てひろばは全国初の開設!よかったらウェブサイトを覗きに来てくださいね。(滝)


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