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パパへのイライラなんとかしたい‼︎

「パパは家事・育児の大変さを分かってない!」こんな風にパパに対してイライラしてしまうことはありませんか?パパに対するイライラは多くのママが抱えている悩みのひとつだと思います。このイライラに振り回されて誰かに当たってしまったり、家族の雰囲気が悪くなってしまったりすることもあるかもしれません。しかし実はパパも同じような悩みを抱えていることがあります。「ママは仕事の大変さを分かってくれない!」と思っているかもしれません。パパとママが抱えるイライラは、どちらか一方に大きな原因があるわけではありません。お互いがお互いの大変さを理解できていないことが原因で、パパもママもイライラを抱えてしまっているというのが現状なのです。

ママにはママの大変さが、パパにはパパの大変さがそれぞれあります。ママはパパの立場や大変さを理解しつつ、イライラを解消する必要があります。MAMACOCO ACADEMYの塾長であるMikityも、ママとパパがそれぞれお互いの立場を理解することの大切さを肌で体験しています。Mikityは子育て中のママの大変さ、フルタイムで働くパパの立場、どちらの大変さも痛感したからです。

MAMA COCO塾長Mikityはママでもあり、パパでもあった⁈

子育てはとても大変な仕事です。育児書があってもすべて当てはまるわけでもなく、親の経験も時代に合わなかったりと手探りで解決策を探り子どもと向き合って学んでいくのです。特に小さな赤ちゃんの場合、ママの心はなかなか休まりません。たとえ夜中であっても4時間おきに起きたり、突然泣き出す赤ちゃんをあやしたり突発的な対応が雨の如く降り注いでくる毎日。そんな中でも頭を使って家事をこなします。この頭でタイムマネジメントのやりくりや方法を模索し、見えない家事で精神的にも体力的にも疲れ切ってしまいます。
だからこそ、パパは自由で楽でいいな!と思いますよね。


Mikity塾長より
Mikityは塾長をする前、中学校の先生として毎日朝早くから夜遅くまで勤務していました。6:40には家を出て、帰宅するのは23:00。授業、生徒指導、部活動、教材研究、提出物点検などで1日を終えるそんな生活を送っていました。しかし、産休に入り専業主婦となった時、働いていた時には気付かなかった緊張感から開放され、疲れがどっと出てきたのです。その時Mikityは、働いていた時に見えない負荷がいかにかかっていたか!そして負荷がかかっているの当たり前で、体のサインに鈍感になっていたことに気付きました。世間一般の朝早くから夜遅くまで働くパパの大変さと同じです。産休ではありませんが、仕事を終えたパパにとって家は緊張感から開放される安心できる場所なのです。
夜中でも寝不足の状態で泣く赤ちゃんをあやすママ。朝早くから働いてきて、緊張の糸がほどけたパパ。どちらも本当に大変で、喧嘩が起きないほうが不思議なくらいですね。だからこそ相手を一方的に批判するのではなく、お互いの立場を尊重し、思いやることが必要なのだと思っています。つまり、生活が成り立つためのお互いの優先順を理解し合えることが秘訣になりますよ!


本書はイライラを抱えてしまうママが、パパへの理解を深めながらイライラを解消する方法をまとめたものです。このnoteを読んでいただくと、イライラを解消することができます。

今回の記事はイライラを抱えるママだけでなくパパにも読んでいただきたいです。

ママもパパも「イライラせずに楽しい毎日を送りたい」という気持ちは一緒です。そんなママとパパにこのnoteを送ります。

STEP1: パパとママの「時間の管理」こんなに違うの?!
STEP2: お互いのこと実はあんまり知らなかった!
STEP3: どうしたら心からの「ありがとう」が言える?
STEP4: お互いが歩み寄るって素敵!
この記事のまとめ


ママとパパがお互いに歩み寄るための一歩として、まずそれぞれの「時間の管理」について考えていきます。ここでは朝早くから夜遅くまで働くパパと、朝から夕方ごろまで仕事をしながら家事と育児を行うママを例に考えていきます。ママとパパの時間の管理にはそれぞれ特徴があります。

一般的に日本の多くの家庭ではパパは朝早くから夜遅くまで仕事をしているため、どうしても融通のきかない「拘束時間」が1日の大半を占めています。一方ママは仕事・家事・育児の3つのタスクを1日の中でこなさなければならず、タイムマネジメントが非常に重要になってきます。朝早くに出勤して、夜遅くまで残業をするパパ。仕事・家事・育児と常に頭を使いマルチタスクをこなすママ。パパもママもそれぞれ本当に忙しく大変です。しかし、パパとママの時間の特徴から考えてみると、現状を変えるにあたって、つまりお互いのイライラを解消するにあたって、比較的ママの方が工夫がしやすいのです。ママは仕事・家事・育児をこなすためにタイムマネジメントが重要だというお話をしましたが、ママの場合パパと比べてママ自身が時間の管理者であることが多いからです。ママがまずはタイムマネジメントをもう一度見直し、工夫してみることで良い変化が現れてくる可能性があります。
ママが出来るタイムマネジメントの工夫。それは「不要なものを手放す」ことです。
手放すことができる不要なものって何でしょうか?
まずは家のなかにある「もの」です。
ものを手放すと掃除や管理が楽になります。例えば子どもが使うおもちゃ。おもちゃが多くて片付けや掃除が毎回大変なことはありませんか?でも実はそんなにおもちゃはそんなに多くは必要ないかもしれません。使っているおもちゃは意外に限られていたり、いつも同じものばかり使っていて、ほとんど使われていないおもちゃがあったりしませんか?不要なものを手放して今本当に必要なものだけで生活をすることで、管理がとても楽になるのです。また、不要なものを手放せるのはママだけではありません!パパも手放すことができる不要なものはありませんか?もうしばらく使っていない趣味の道具・・・数年に一度しか使わないもの・・・これから先使うかどうかも怪しいもの・・・それらは本当に必要なものでしょうか?
パパも、不要なものを捨てることで、ものの管理の負担が大きく軽減されます。もうひとつママが手放せるもの。それは「完璧主義」です。実はママたちは家事や育児を毎日行う中で、「完璧にこなしたい」という思いを無意識のうちに抱いてしまっています。そんな完璧主義を手放してしまうことで、今まで感じていた負担もずっと楽に感じられます。完璧主義を手放す際の心がけがいくつかあります。まず、用意周到になりすぎず、必要以上のことはやろうとしない。そして、「最低限できればいいもの」をゴールとし、そのゴールから逆算思考して優先順位をつける。本当に必要なこと・大切なことだけをやるのです。そうすることで、最小限の努力で最大限の成果を生むことができます。「不要なことを手放す」ことについては、詳しく書かれた記事がありますので、ぜひそちらもお読みください!

ママが「もの・完璧主義といった不要なものを手放す」という工夫をすることで、時間にも心にも工夫が生まれます。

すると今まで抱いていた「どうして私ばっかりいつも大変なの!」「全然分かってくれない!」といったイライラが減っていくのです。イライラや愚痴をパパにぶつける代わりに、楽しい報告や何気ない話を楽しめること間違いありません!

ママとパパの「時間の管理」にはそれぞれ違った特徴があります。ここでは一般的なパパとママの時間の管理について取り上げました。朝早くから夜遅くまで会社員として働くパパは、融通のきかない「拘束時間」が1日の大半を占めていて、時間の管理を自分ですることができません。一方ママは自分で仕事・育児・家事をこなすために時間を管理することが重要になってきます。そのため、まずは比較的工夫がしやすいママが「不要なことを手放す」ことで時間と心にゆとりを作ります。それにより、今まで抱いていたイライラを減らすことが出来るのです。もしパパの方が時間の工夫がしやすいという場合はパパの方がタイムマネジメントを見直し、工夫してみてください。何より大切なことは「時間の管理」の違いを知り、工夫できるところから工夫をするということなのです。

STEP1では時間の違いを知り、工夫できるところから工夫をすることの大切さについてお伝えしました。パパとママは毎日忙しいですが、「相手が具体的にどんな風に大変なのか」はなかなか目に見えないですよね。目に見えないと相手のことを理解できないので、歩み寄ったり思いやりの心を持つことが難しくなっていくのです。ではお互いの大変さを理解するためにはどうしたらいいのでしょうか?なかなか目にすることの出来ないお互いの大変さを理解するための具体的な方法をお伝えしていきます。

①会話を通して共有する
まず大切なことは、会話を通してその日あった出来事やお互いの状況などを共有することです。食事をしているとき、夜寝る前など1日の中でほんの少しでもいいので、「こんなことがあった」「こんな嬉しいことがあった」というようにお互いに会話をしてみてください。
何気ない会話を通して、普段は知ることの出来ないお互いの状況が見えてくることがあります。二人が会話を楽しむには少しの時間の余裕と心の余裕が必要です。例えばママもパパもイライラしていて余裕がなく、常にあわただしくしていると会話をする時間も、相手の話を心から聞こうという心の余裕もなかなか生まれません。しかし、どちらかの心に余裕があり、相手に声をかける余裕があると、会話が弾むきっかけになりますね。ママはSTEP1でお話した「不要なものを手放す」という工夫をすることで、パパとの会話を楽しむために必要な「少しの時間と心の余裕」を作ることが出来るのです!心に余裕を作ってパパの話を聞いたり、その日あった出来事を共有してみてください!

②意識して観察する
会話以外でも、相手がどんな風に大変なのかを知る方法があります。それは街中の人を観察することです。例えば、ママの場合街中にいるパパと同じようなスーツを着たビジネスマンを少し観察してみてください。すると、仕事の緊張感だったり、焦った様子であったり、大変そうにしている様子というのが伝わってきます。そうすることで少し相手のパパの状況であったり、大変さが見えてきます。意識しなければ何も思わずスルーしてしまうような日常の光景も、意識して観察するといろんなことが見えてきます。

ここで「意識しなければ見落としてしまいがちなことも意識すれば見えてくる」ということがよくわかる、筆者の小話1つをご紹介します。

みなさんは赤地に十字とハートが描かれた「ヘルプマーク」をご存じですか?ヘルプマークとは「外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマーク」のことです。

筆者はヘルプマークを知ってから、街中で見かける人や電車の中でかばんやリュックに少し意識が向くようになりました。すると、意外にも多くの人がこのヘルプマークを利用していることに気が付いたのです。ヘルプマークという存在を知らなければ、意識しなければ気が付かなかったことです。外見では分からなくても何かしらの配慮を必要としている人がいらっしゃるということを、より理解し実感するきっかけとなりました。

それと同じように、街中にいるパパと似たようなビジネスマンに少し意識を向けてみると、表情や行動から、緊張感や大変さや感情が見えてきます。意識しなければ目に入らないビジネスマンの姿も、意識して見てみるといろいろなことに気が付くはずです。「こんな感じなんだな~」「大変そうだな~」というように新しい発見と学びを得られて、パパに歩み寄るための一歩になります。普段直接見ることは出来なくても、観察することでパパの仕事の様子やパパならではの大変さに意識を向けることができます。街へ出たときにほんに少し意識を向けて観察して、普段直接目にしないパパの様子を想像してみるのはいかがでしょうか?

紹介したように、会話そして観察が大変さを理解し、歩み寄るための大切な一歩になるのです。

STEP2では目に見えないお互いの大変さを少しでも理解するための方法をお伝えしました。STEP2で紹介した方法を実践していただき、お互いの大変さが見えてくると次のステップへ移ります。それは心からの「ありがとう」を伝えることです。しかし、心からの「ありがとう」はなかなか言えないのが現状です。すれ違ったりイライラしてしまった時、
「パパが変わればいいじゃん!」
「パパが直すべき!」
と思ってしまうあなたはいませんか?こんな風に思う時点であなたは周りが見えなくなってきてしまっているのです。無意識のうちに「自分が正しい!」と思ってしまい、パパの「足りない部分」や「悪い部分」ばかりに目がいっているのです。だから「あれをやってくれない!」「気付いてくれない!」みたいなことが溢れてくるのです。まさに「マイナス思考」になってしまっています。このマイナス思考に気付いて、思考を変えてみましょう!「足りない部分」や「悪い部分」ではなく、「今あるもの」や「良いところ」に目を向けて、その素晴らしさを感じてみるのです。「パパの良いところなんて思い浮かばない!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。それは「自分にも良いところがない」ということです。なぜならば人は鏡だから。あなたはパパという人を通してあなた自身を見ています。だから、「思い浮かばない!」とすぐに一蹴してしまうのではなく、良い部分に目を向けてその素晴らしさに気付いてみてください。「今あるもの」や「良いところ」に目を向け、その素晴らしさに心から感謝する。その感謝が、家族での生活を充実させることに繋がっていきます。「相手が変わるべき!」から「自分が変わってみる!」へ。「あれをやってくれない!」から「いつもこれをしてくれている!」へ。マイナス思考ではなく、プラス思考へ。こうして、心からの「ありがとう」がパパへ自然と言えるようになるのです。

パパに心からの「ありがとう」を伝えると、またしても良い変化が現れます。自分の送った心からのありがとうが巡り巡ってママも受け取るようになるのです。まさに、「ミラーリング効果」です。

無意識のうちに相手の行動をまねるようになるのです。心からの「ありがとう」をお互いが受け取れるようになると、イライラは自然と消えていきママもパパも待ち望んでいた楽しく、充実した毎日を送れます。お互いを尊重し、歩み寄って感謝の言葉を伝え合う。そんな素敵な毎日が待っているのです。

ママとパパのイライラを解消する方法についてたっぷりお伝えしてきました。いかがでしたか?最後に、この記事をまとめます。

〈現状〉
ママもパパもお互いにイライラ・・・!
⇒お互いがお互いの大変さを理解できていないから

〈イライラを解消する4つのSTEP〉

STEP1: パパとママの「時間の管理」こんなに違うの?!

パパ・・・一般的にどうしても融通のきかない「拘束時間」が長い
ママ・・・仕事・家事・育児をこなすためにタイムマネジメントが重要

⇒工夫できるところから工夫する
⇒ママのタイムマネジメントは比較的工夫しやすい!
⇒不要なもの(もの・完璧主義)を手放して時間と心の余裕を作る!

STEP2: お互いのこと実はあんまり知らなかった!

普段は目にすることの出来ない大変さを少しでも理解するために・・・
①会話を通じて共有する
②意識して観察する

STEP3: どうしたら心からの「ありがとう」が言える?

心からの「ありがとう」が家族の生活を充実させる!

「相手が変わるべき!」から「自分が変わってみる!」へ。
⇒「今あるもの」「良いところ」の素晴らしさに目を向けてみる!

STEP4: お互いが歩み寄るって素敵!

お互いに歩み寄り、感謝しあう
⇒楽しい毎日を送ることが出来る!

イライラしてしまった時、感情的になって相手を一方的に批判してしまうことがあります。
しかしそんな時に一度立ち止まって、相手への理解を深め歩み寄ろうとすることで、イライラは消え、毎日が大きく変わってきます。ママとパパが、お互いに歩み寄り、感謝を伝え合って楽しい毎日を送れるようこの記事を書きました。このnoteが少しでも毎日頑張るママとパパの支えになれたら幸いです。この記事の感想、「実際にやってみた!」「こんな変化があった!」などのコメントがありましたらぜひお寄せください!

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