ママ友に見下された!
ママ友との付き合い。ママ友との距離感。多くのママが抱えている悩みではないでしょうか?ママ友との付き合いがきっかけで、取り返しのつかない問題にまで発展してしまうことがあります。
おととし福岡県で5歳の男の子が餓死してしまった事件をご存じでしょうか?亡くなった男の子の母親に十分な食事を与えないよう指示していたのは、ママ友だったのです。そのママ友は食事を与えないよう母親に指示したうえに、200万円をだまし取ったり、生活全般を支配したりしていたのです。ママ友は母親を追い込んだとして懲役15年の判決を言い渡されました(NHK NEWS WEBhttps://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20220921/5010017492.htm )。母親はママ友に精神的に支配されてしまい、このような悲しい事件が起きてしまいました。「たかがママ友問題」では済まされない事件が実際に起きています。今この記事を読んでいるママにも「明日は我が身」だと思って、ぜひこの機会に「ママ友との付き合い」について見つめ直してほしいです。
「なんかちょっと一言多いな・・・」
「そんな風に言わなくてもいいのに・・・」
「見下されているように感じる・・・」
「子育てのやり方を否定してくる・・・!」
などと言った、「ママ友攻撃」を受けて不安になったり心配になったりすることはありませんか?「学校での付き合いなどもあるし、変なことは言えない。」「言い返せない・・・」と諦めてしまっているママも多いのではないでしょうか?今回の記事では「ママ友との付き合い」に焦点を当てていきます。
これらのチェックリストに当てはまるママはぜひこの記事をお読みください!ママ友の心無い発言など「ママ友攻撃」をうまくかわす方法をお伝えします。この記事を読んで、ママ友攻撃から卒業したあなたは、心配や不安がなくなり自分の言動に自信が持てる、「イキイキしたママ」へと大変身できます!
第1章 ママ友との距離感って難しい!
第2章 ママ友攻撃をうまくかわしたい!
第3章 もっと魅力的なママへ!
この記事のまとめ
ママ友との距離感って難しいですよね。遠すぎても困るし、近すぎても問題が起きる。会ったときにちょっと世間話をしたり、子どもに関する話をしたり、PTA・学校行事に関する事務的な話はするとしても、教育方針や子育てについてあまりにも踏み込んだ話をすると、不安になったり心配になったりすることがあるかもしれません。というのも、子育てや教育方針には正解がないですし、家庭によって合った方法がそれぞれあるからです。
「ママ友との距離感って難しい!」と思わず口にしてしまいそうになるママ友の一言を挙げてみました。
「うちの旦那は〇〇企業に勤めてるから、良い生活できてる!」
「うちの娘はこんなことができるけど、〇〇君は?」
「あのママとは絶対関わらないほうがいいよ!」
「おたくのやり方は間違ってるんじゃない?」
こういった発言を聞いていると、傷ついたり、不安になったり、疲れたりしてしまいますよね。パパの仕事のこと、収入のこと、学歴のこと、ママ自身の容姿、身につけているもの、子どものことなど、自慢話が絶えないママ友。「自分のやり方は正しくてあなたのやり方は間違っている!」と言うママ友。他のママの悪口や噂話ばかりをするママ友。こういった心無い発言をするママ友は、心の中で強い劣等感を抱いています。その劣等感を、自慢話をしたり悪口を言ったりすることでカバーする傾向があります。次の章では、そんなママ友の心無い発言に振り回されない方法をご紹介します。
自慢話。マウントをとってくる。悪口を言う。自分のやり方が正しいと言う。第2章ではそんなママ友攻撃をうまくかわす方法をお伝えします。ママ友攻撃からの不安・心配を解消する方法は大きく3つあります!
1.関わらない・話題を変える
2.ママ友の発言を聞き流す
3.ママ友の発言ではなく「自分に」意識を向ける
1.関わらない・話題を変える(適度な距離を保つ)
ママ友攻撃をうまくかわす方法として、1番大切な方法が「適度な距離を保つ」ことです。心無い発言をするママ友とは極力関わらないようにし、物理的な距離を置くようにしてみましょう。また、ママ友が自慢話や悪口を話し始めたら、さりげなく話題を変えることも有効な方法です。関わらないようにする、話題をさりげなく変える具体的な方法がありますので、ぜひ実践してみてください。
①「用事があるから」と言ってその場を離れる
「このあと用事があるから」と一緒にいられないことを伝えて、その場を離れる方法です。「それじゃあ仕方ないね」となるので穏便にその場を離れることができます。しかしこの方法はいつも使えるわけではありません!頻繁にこの方法を使っていると、ネガティブな印象を持たれてしまう可能性があるので、注意してください!PTAや学校行事などで関わる機会はあると思うので、「完全に無視する」「全く関わらない」と極端になるのではなく、「適度な」距離を意識しましょう。「どうしてもこのお誘いは断りたいな」「ちょっとこの場にはいたくないな」と感じたときには、「用事があるから」と言ってその場を離れるのが有効です!
②事務的な話(行事・学校の授業の話など)にさりげなく切り替える
「悪口や自慢話が始まりそう・・・!」そんな時はさりげなく話題を切り替えてみてください!そんな時に便利な話題が「事務的な内容」です。例えば学校行事のこと、授業のこと、持ち物のことなどです。例えば、「そういえば遠足に必要な持ち物準備した?」「旗当番って回ってきた?」といった切り出し方です。こういった内容はあまり私情をはさむこともないですし、話題として切り出しやすいので、さりげなく切り替えることができます。
その場を離れたり、話題をさりげなく変えたりして、適度な距離を保つことが大切であるのには理由があります。それは、「一緒に悪口を言っていた」と思われないようにするためです。ママ友が悪口を言い始めたとき、心の中では全く思っていなくても、面倒くさくてとりあえず適当に「そうですよね〜」と同意してしまうことはありませんか?カウンセラーとして約6,000人のママたちをサポートしてきた、MAMACOCO塾長Mikityの経験に基づくと、この適当な同意や相槌には注意が必要です。Mikity塾長によると、ママ友の悪口に「そうですね〜」と言ってしまうと、一緒に悪口を言ったことになってしまう傾向があるのです。「あの人も一緒に言ってたよ」と言われてしまう可能性があります。そのためママ友の悪口に安易に「そうですね〜」と言わないことが大切です。代わりに例えば、「うん」「そうなんだ~」「私はちょっと分からないな」などといった、相手の悪口に同意をしないような相槌をしましょう。一緒に悪口を言っていると思われないためにも、できるだけ適度な距離を置くことが大切です。
2. ママ友の発言を聞き流す
2つ目の方法は、ママ友の発言を聞き流すという方法です。具体的には、心理学の知識を応用して、人が興味のないときに無意識にしてしまう行動をします。ママ友の悪口や自慢話を真剣に聞く代わりに、聞き流すことで相手はトーンダウンしていき、だんだんあなたの前で自慢話や悪口を言わなくなっていきます。具体的に話を聞き流す方法をご紹介します。
①「はひふへほ」で返事をする
「はひふへほ」で始まる返事をします。「はぁ」「ひぃー、ひぇー(驚いた時など)」「ふーん」「へぇ」「ほぉー」といった返事です。こういった返事をすると、あまりきちんと話を聞いていなくても、それっぽく話を聞いているように見せることができます。逆に「さしすせそ」で始める返事(「さすが!」「知らなかった!」「すごい!」「センスがありますね!」「そうなんだ!それで?」)は、話を盛り上げたり、「話に興味があるんだな」と思わせてしまうので、聞き流したいときにはあまり使わないようにすると良いでしょう。
②目を合わせない(口元のあたりを見る)
目の前にいる人が自分の目を見て話を聞いてくれると、「この人は私の話を聞いてくれているんだな」と感じますよね。聞き流したいときはその逆で、目をあまり合わせないという方法をとることができます。具体的には、ママ友の口元あたりを見ると良いでしょう。口元のあたりを見ると、目を合わせているわけではないけれども、全く違う方向を見ているわけではないので、相手を不快な気持ちにさせずに聞き流すことができます。
心理学の知識を応用した以上の2つの方法を使うことで、さりげなくママ友の話を聞き流すことができます。聞き流していると少しずつ相手の話もトーンダウンしていき、だんだんあなたの前で話をしなくなったり、自然と離れていくかもしれません。
3.ママ友の発言ではなく「自分に」意識を向ける
ママ友の話を聞いて
「またこの人自慢してる・・・」
「見下された・・・」と嫌な気持ちになったり、うらやましい気持ちになったりしませんか?こういったうらやましい気持ちや嫉妬は、見方を変えると「あなたの宝物」であり、「あなたの成長のきっかけ」になるのです!「うらやましい気持ちが宝物になるの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、うらやましい気持ちや嫉妬は「あなたの宝物」や「あなたの成長のきっかけ」を教えてくれています!あなたが将来手に入れることができるものを教えてくれている証拠です!
ひとつ「年収」を例としてみましょう。年収何十億、何百億の有名な社長や芸能人に対してはあまり嫉妬心は湧かない。でも、年収約800万〜1,000万円の身近にいる人に対して「うらやましい」と思ってしまう。これは、本当はそのくらいの年収にたどり着ける可能性を秘めている、ということです!自分が持っていないもの・必要としていないもの・興味のないものは全く心に響かないし、何も思いません!「うらやましい」と思うということは、あなたがそのことに興味があり、憧れ、必要とし、将来手に入れることができるものです!年収800万円~1,000万円を手に入れて、本当にやりたいことや挑戦したいこと、目標を達成したいという気持ちがあなたの中にある、そしてその可能性を秘めている、ということです。
お金に限らず、モノや時間なども同様です。本当は手に入れることが出来るのに、今手に入れることが出来ていない状況だからこそ、人は「うらやましい」という気持ちになります。
これを利用して、ママ友の自慢話を聞いていて「うらやましい!」と思った時には、自分がこれからどう成長していけるかを考える時間にしましょう!自分がどうしたらうらやましいと思うものを手に入れられるのか、を会話しながら考えてみます。そうすると、意識が「ママ友の発言」ではなく「自分」に向き、ママ友の発言が気にならなくなります。
「自分にはこんな可能性があるんだな!」
「これからもっと成長していけるってことだ!」と考えながら会話を聞いているのと、「この人嫌だな」と思いながらママ友の自慢話を聞いているのでは、体感時間が全く違います!ママ友の発言を気にすることなく、楽しく自分の成長を考えることができます。そうやって話を聞いていると、自慢話をしているママ友も、「この人に自慢話をしていても面白くないな」と思って自然と離れていくようになっていきます。「うらやましい」という気持ちは「あなたの宝物」であり「成長のきっかけ」なので、それに意識を向けましょう!
ここまで、ママ友攻撃をうまくかわす3つの方法をお伝えしました。これであなたはママ友の自慢話・マウント・悪口・子育てへの口出しといった心無い発言で、傷ついたり、不安になったりすることがなくなります!これでママ友の発言に振り回されることもなくなります。ママ友攻撃を卒業したあなたは、自分の言動に自信が持てるようになります。堂々と自分の道を進んでいけるようになるのです。不安や心配がなくなって「自分には自分のやり方がある!」「自分は自分!」と思えるようになったあなたは、より堂々とした魅力的なママへと大変身します!そんなあなたのいきいきとした姿を見せることが、子どもにも良い影響を与えます。ママのイキイキとした姿はまさに最高の教育です!
ママ友との付き合いについてたっぷりお伝えしました。いかがだったでしょうか?最後にこの内容をまとめます。
■ママ友の付き合いがきっかけでトラブルに繋がることがある!
■ママ友攻撃をうまくかわす方法
「関わらない・話題を変える」
「ママ友の発言を聞き流す」
「自分に意識を向ける」
■ママ友攻撃から卒業すると、イキイキとしたもっと魅力的なママに大変身!
ママ友関係で悩みを抱えているママは多いと思います。しかしママ友攻撃をうまくかわし、適度な距離をとることで、不安や心配に振り回されることなく、自分の言動に自信が持てるようになります。本来、自慢話を披露したり悪口を言い合うためにママ友がいるわけではありません。ママ友同士が集まったときに「子育ての感動を分かち合う場」になると素敵ですよね!この記事が、難しいママ友の距離感について少しでもママの支えになれたら幸いです。この記事の感想、体験談、「実際にやってみた!」などのコメントがありましたらぜひお寄せください!お待ちしております!
【参考文献】
篠栗町町5歳児餓死事件で「ママ友」に懲役15年の判決 NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20220921/5010017492.html(2022年10月3日取得)
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