【マリ滞在日記】結婚式の挨拶訪問
私たちの結婚式はマリ共和国で挙げました💍
そう。
マリ共和国に訪れる最大の目的は
たくさんの家族に会い、結婚式を挙げること。
私の旦那は義母の一人息子。
1世帯あたりの子供の数が多いアフリカだが、
義母の子供は旦那ただ1人だった。
マリに滞在してわかったマリ人の暮らしのひとつ。
なんと毎週末、
誰かしらの結婚式が行われる。笑笑
みんなエレガントでゴージャスな
ドレスに着替えてドレスアップして
出かけるのが毎週末の楽しみになっているようだ。
(その式によって、ドレスコードがあったり
式場が家の前や、国立公園など様々だったり
個性豊かで飽きない)
義母は今までたくさんの家族、親戚の結婚式に
参加してきたが自分の息子の結婚式ができると
大喜び。
私たちも、親孝行が出来ると思い
張り切ってマリを訪れた。
20件近くの親戚宅へ挨拶訪問💦
アフリカ人は家族が多い。
何度も言うが、かなり、多い!!
マリに到着してから1週間後が私達の結婚式。
私達はたったの1ヶ月の滞在のため、
結婚式準備や段取り指揮は義姉がやってくれた。
さすが、バリキャリウーマンのできるオンナ。
結婚式前にも親戚に挨拶回りをするよ!と
翌日から1日3〜4件のペースで親戚の家へ
車を走らせてくれた!
(いやどんだけ親戚いるん!!!)
ひたすら親戚の家を訪れては
挨拶、ニコニコ、握手、ハグ
まるで売れっ子女優のような5日間。
簡単な挨拶は覚えた。
"ソモゴ"と言われたら、"トロステ"と言う。
"イカケネ"と言われたら、"アオ、ンガケネ"
挨拶だけでもかなりバリエーションがあり、
掛け合い?も長い。
相手の家族の無事、健康を祈る
礼儀正しい掛け合いなのだが、
私には難易度が高すぎた。
私はこれを言えば短めに終われる
魔法の言葉"ンセー"を乱用した。
この言葉の知らないアホなんだか、強かなんだか
よく分からない日本人(私)を
どの家族も温かく迎えてくれたことに、とても感謝している。
しかし5日間で50人近くの親戚に
会った為、名前と顔と全く覚えられなかった。
(本当にごめんなさい。)
なんてったって親戚だから、顔も似てるし、
名前も被ってるし、
1時間くらいの訪問で
覚えられるかぁ!!!!!!
(本当にごめんなさい。)
それなのに、2度目に会った時には
みんな"私の名前はなんだろなクイズ"を出してくる。
勘弁してくれー笑笑
まるでジブリ?な婚姻連絡方法💒
ぷはーーーーっ
ニコニコし過ぎてほっぺが攣りそう。
その日の挨拶回りを終えて
旦那の実家に戻った。
ソファにすわると、
テーブルに木の実と葉っぱを詰めた
小包が置かれていた。
食べ物かな?
なんだろうと義母にたずねたら、
なんと、この可愛らしい小包が
婚姻の贈り物だそうだ!
親戚のマムに婚約のお知らせが!
日本は今や恋愛結婚が主流だが、
マリでは違うようだ。
親同士が結婚の話を持ちかけて
結婚が決まるそう。
また、許婚のようなケースや、
自分達と同じ部族間での結婚しか許さない家族もいるようで
私の中の"結婚"の概念が覆された。
もし、私がマリ人だったら。
恋愛結婚以外の結婚をするとしたら。
どんなことを思うだろう。
恋愛結婚であれば、
何年か付き合ってお互いを知り
結婚して新婚を楽しんで
落ち着いたら子供がほしい。
それと違ってもし、
親が持ってきた縁談だったら…
ひと目見て、"え。タイプじゃない。"とか
思っちゃうのかな。笑
それか、
さっさと子供をたくさん作るだろう。笑笑
(もし一夫多妻制度ならなおさらだ。
旦那が2人目の妻の家にいる日もある。
子供がいないと寂しくて耐えられないだろう。)
私の旦那
「奥さんは1人でいいよ。
何人もいたらそれくらいお金つくらないと
いけないじゃん!ムリムリー!」
こういう所はかなり現実的な旦那で良かった。
さて、次は私達の結婚式について
お話しするよ!
(ギラギラの写真多めで!)
※最後まで読んでいただきありがとうございます!