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男性不妊専門クリニックから総合病院へ【不妊治療ブログ#4】

ゆにです。

前回のクリニックから紹介していただき、総合病院に転院することにしました。

東京歯科大学市川総合病院:リプロダクションセンター

こちらの病院には数か月お世話になりました。

検査

  • 精液検査

  • 超音波検査

  • 触診

無精子症

精液内に精子を確認することができず、ここではっきりと診断名が付きました。ショックで、呆然と先生の話を聞いていたような気がします。
しかし「静脈瘤については影響が出るほどのサイズではない。手術は必要ない」とのことで安心したような、じゃあどうしたら改善するの?と不安な気持ちになりました。

精子が確認できない理由を詳しく検査するために遺伝子検査を勧められました。

Y染色体AZF‐c 一部欠損

男性不妊には、AZF領域という領域にある遺伝子群が造精機能障害と関係していることが分かってきたそうです。夫の場合、Y染色体AZF-c一部欠損という診断を受けました。

AZFaまたはAZFbが完全に欠失している場合は、精子はできないので、回収手術もできないそうです。一方で、AZFcの欠失の場合は無精子症になることもあるが、精液中に少量の精子がある場合もあり、回収手術ができる可能性があると説明されました。

夫の場合、これまで2回の精液検査で不動精子ですが、精子の存在は確認できていたので、Micro-TESEを受けることを決めました。

ただ、精液検査の結果がよくないので先生の反応としても、「うまくいきます」や「大丈夫ですよ」という言葉はなく、少し不安を感じました。

Micro-TESEまでのスケジュール

  • 採血

  • アレルギー有無などの問診や入院手続きの書類記入

  • 入院で必要な物の(飲み物とT字帯)購入

  • 前日までに性器と鼠径部の毛の処理

  • 検温と体調管理

などなど、、忘れたこともあるかもですが、入院当日までのスケジュールはこのような感じだったと思います。コロナもあり、必要以上の会食や人との接触は避けるように指示がありました。

ちょうどゴールデンウィークを挟んでの手術です。
迷いましたが、、、、ゴールデンウイークは私の実家に帰省し静かに過ごし、親にざっくりと説明しました。
驚いていたけど、状況を受け止めてくれました。
ショックだったとは思います。
ローカルな地域なので、わりと親の付き合いが広く、知り合いにも男性不妊で自分の子どもを諦めた方や、数年や十数年かけて子どもを授かった方々など、いろんな状況の方が知り合いにいるので、不妊治療について理解を示してくれて励ましと労りの言葉をかけてくれました。
何より夫への気遣いと労りの言葉にちょっとホッとしました。

ちょうど知り合いから牡蠣をたくさんいただいたようで、大きなボウルで2つ分の牡蠣を2日かけて食べてきました。
男性に牡蠣はいいはず!
食あたりが心配でしたが、体調崩さず過ごせました。

いざ!手術へ!

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