TESE2回目に向けた準備【不妊治療ブログ#8】
セカンドオピニオン探し+体調管理
顕微授精の結果を踏まえて、以前夫婦で話し合った通り2回目のTESEに向けて動き出しました。
もちろん、今回実施したところで再トライという選択肢もあったのですが、このままもう一回やっても結果が良くなるイメージがなかったので、異なるところで意見を聞いてみたいと思い、次のクリニックを探す事にしました。
クリニックは
・自宅から通いやすいところ
・TESEの実績が公開されているところ
・男性不妊専門医がいるところ
という観点で探した結果、亀田IVFクリニック幕張を候補にしました。
今後の治療方針を決める場になり、上記の理由と亀田IVFクリニック幕張でセカンドオピニオンを受けたい旨を伝えところ、快く承諾頂いて紹介状を出して頂きました。
また、その際に治療の選択肢として、切る前に精巣内の精子の居場所を判別するFNA-Mappingという手法もあるので、今後の参考として欲しいとのお話も伺いました。
この時の話は次のTESEの際にとても役に立ちました。
東京歯科大学市川総合病院リプロダクションセンターの皆様
半年間、とてもお世話になました
ありがとうございました😌
また、ただTESEをするだけでなく精巣の状態を向上させる為にやれる事はできる限りやろうと思い、不妊治療専門の漢方医と鍼灸院もかかることにしました。
不妊治療漢方医
亀田IVFクリニックにかかる前に漢方医を受診しました。
この時は上手くいけば漢方で症状が改善するかもという淡い期待を持ってましたが、ピッピのこれまでの経緯を説明したところ
「漢方は自律神経の働きを改善し、免疫力や治癒力を上げる為、乏精子症や精子の運動性向上には有効だが、無精子症に対しては漢方薬での改善は正直難しい。但し精巣の環境改善は有効なので、そちらを目的に進めましょう。」
という話になり、八味地黄丸を処方されました。
また、その際に私も診てもらいましたが、ぽっちゃり体型を指摘されました。
お腹を押すと痛みがあり、
「瘀血気味だね〜あれ、、、スポーツしてた?」
社会人チーム10年程バレーボールのチームで活動してたので、元々筋肉質って事もあり、
「とりあえず大丈夫そうだけど少し痩せてね」
と言われました。
ピッピだけじゃなく、その後に向けて私も体調管理しないといけないなぁと思い、薬膳も考えるようになりました。
鍼灸院
漢方医と並行して、男性不妊も対象にしている鍼灸院をみつけたので、家から1時間半位かかりますがそちらも行ってみました。
そこは院長先生自身が男性不妊を経験しており、ご自身の経験をもとに鍼治療での改善を目指して鍼灸院を開いたとの事で、実態に基づくアプローチに期待して行ってみましたが、そこでも漢方医の先生とほとんど同じ事を言われました。
ただ、出来る事は出来る限りやろうということで次のTESEまで鍼を続けることにしました。
亀田IVFクリニック幕張
亀田IVFクリニック幕張はホームページで不妊治療に関する様々な情報を発信しており、とても参考になりました。
また、治療実績も出ているので自分達もこの中の出産の実績に加わるでしょ👍と夫婦で話しながら受診に行きました。
いざ着いてみるとものすごい人の数😳
待合場所はかなり広いのですが立って待つくらい人がいてとても驚きました。
その分、これだけ人が来ると言う事は期待できる!とここでも前向きな気持ちになり、受診待ちの時間も気にならなくなりました。
最初に精液検査と血液検査を受け、結果が出たところで問診になりましたが、、、
「前院での経緯と検査の結果で見ると、生活習慣の改善や漢方治療自体は決して無駄では無いが、今から精子が造られる状態までの抜本的な改善は見込めない。それよりも年齢的に加齢による衰えの方が気になるので、なるべく早い段階で2度目のTESEを行う事を奨める」
との事でした。
何かしら状態が改善できる方法を教えてくれるんじゃないかと密かに期待していたのですが、結果としてはそんなものはないときっぱり言われたような気がして、思わず涙してしまいました。
泣かないようにしてましたが、どうしようなく悲しくなって、出口のないトンネルを歩いてるような気持ちになりました。
一方でやはりTESEしか方法はないという覚悟も出来たのですが、前回のTESEのダメージを回復させるのと、漢方治療の効果もみたいという思いもあったので、3ヶ月後に再度検査を行うことにしました。