シュリンクすることを良しとする
いろいろな意味で、「右肩上がりの終焉」だと思っています。
昨日よりこんなに増えた!
前年比売り上げ●●パーセント増!
前回よりこんなにたくさんの人が来ました!
「増えること」が「豊かさ」だという時代が終わったと思っています。それを日本が世界に先駆けて実践する時が、まさにこれからだと思います。
マスの終焉
平成はマスの終焉でした。マスは死に、個々の時代に突入しました。このことは周知の事実ですが、それを否定し続けた(いや気がつかないフリをしていた)のが平成でした。
令和になり、それはもう表面化し、コロナがあらゆるものが変わらなければならない時代を告げたとも言えるでしょう。
そして「実行に移す」フェーズが今なのかなと。
全く新しい一歩を踏み出すのです。それには今までに囚われた概念で言う「ゆたかさ」をまずは取り外すことです。
もうやらなくて良いことは捨てる。今回のコロナで要らない物がたくさん見えて来たと思います。
失うことの美しさを尊ぶ
失うことを恐れていますか?
あらゆるものは無くなるのです。永遠はないのです。なので、失われるものに敬意を払い、記録だけをして、未来に語り継ぎましょう。「失われるもの」を「無理やり引きずり出す」ようなことは止めましょう。
でも多様性は大事です
ポイントは、失われたものと生み出されるもののバランスです。いつの時代も多様性は必要です。多様性がない時代は長続きしません。
今まで頑張ってきたけどこれから可能性のない「豊かさ」はキッパリ捨てて、その分いろいろなものに可能性を見出す必要があると思います。
「たくさんあることが良いこと」はもう過去のことです。シュリンクしていく時代を楽しみましょう。
そして様々な価値観、多様性をどんどん生み出しましょう。
これからの「ゆたかさ」のスタンダードをどんどん作っていきましょう。
時間は後戻りできないのです。