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おへんたい偏差値とは
何かを客観的に示す為に、あえて数値化することがある。数字だけで判断されては敵わない、という向きも無論あるが、自分以外の誰かに説明するには、数字がいちばん確実で手っ取り早い。
人生には様々な数値がある。生まれ落ちた直後から身長や体重を測られるが、これも紛れもない数値化である。
やがて学校へ通うようになると、運動でも勉強でもテストがつきまとい、受験となると偏差値に翻弄されるようになる。
さて、その偏差値、学校を出てしまったらもはや関係ない、などと思ってはいないだろうか。
偏差値とは、何も学力だけを示す値ではない。実はこの世には、「おへんたい偏差値」なるものが存在するのだ。ちなみに私のおへんたい偏差値は82、女子力は3である。
残念ながら、現時点でおへんたい共通一次試験は実施されていないので、客観的なおへんたい偏差値を調べることが出来ない。よって、これは自己申告となる。我こそはと思えば高い数値を、自分はおへんたいではない…と思うなら低い数値を申告すればよい。
例えば、駅前の広場に土鳩さんがたくさんいる。路上に落ちた何かを一生懸命ついばんでいる。
ギリギリ、おちりは見えない。見えないけれども、気持ちはもはや見えている!
この場合、心の目でおちりを見て、ニヤニヤしながら通り過ぎる人は、確実におへんたい偏差値が60は超えている。しかし、見たい気持ちはあれど、物理的に見えないのだから、と諦めて通り過ぎてしまう人のおへんたい偏差値は、50未満である。
(※数値はまつかぜの感覚による)
さぁ、このような事例をもとに、めいめい己のおへんたい偏差値を申告してみてはいかがだろうか。かなりおかしい人と思われることを請け合おう。