ひとは感情に任せて行動すると失敗する
今日は仕事を通して学んだことを紹介していこうと思います。
いろんな仕事がありますが、一番大切なのは人と人のつながりだと思ってます。どんな職種であろうとも必ず人とのつながりがあるはず。
感情に任せて爆発すると実は勘違いだった。
ある人が自分1人に理不尽だと思うことをされたと直感的に思い込んで、みんなの前で騒ぎ出した。他のひとたちは皆驚いてキョトンとした表情をしていた。
ひとは何か普段と違うことに直面した時、自分が見える範囲で物事を判断して直感的に行動してしまうのだろう。
実際にはたまたま偶然が重なって発生した出来事だったにも関わらす、誰かがワザと自分を陥れるためにやっているのだと思い込んでしまったらしい。
私の方から「こういうことじゃないかな?」と冷静に笑顔で、「こういう偶然が重なってそうなってしまったのではないか?」といった内容のことを話すと、次第に顔つきが険しいものから穏やかなものに変わっていった。
どんなことでも冷静さを失って自分の思い込みだけで判断して、様々な可能性をあらゆる側面から考えて結論を出していかないと間違った判断をしてしまう。
感情に任せて物事を判断するのはものすごく危険だと思う。それは自分自身のみならず周りの人も巻き込んで、その場を凍り付かせるほどに悪い雰囲気にしてしまう。
そして、それが勘違いだったと判明した時にはものすごく自身の評価が落ちることになる。なにも未来につながらない行動である。
いったいなぜそういった現象になったのか?どういう可能性があったのか?誰がどういった行動をしたのか?と判断材料はたくさんあるはず。
いつも感じている好き嫌いなどの感情を土台にして物事を自己の感情を通して判断すると目が曇ってしまう。
目に見える事だけではなく、頭の中で想像してできる事柄も判断材料に入れていくほうがいい。
そういった思考を身に着けるのは様々な体験をし色々な人と出会い、いろんな話をする中で人格形成をして成長していくことが大切なのだと思う。
そういった経験があることで他人の立場に立って、思いやりを持って考えながら行動して間違った方向にいかないで済むのではないでしょうか?
感情は爆発させて外に出すものではない。こころに秘めて頭は常に冷静に行動する自制心が社会で上手く人間関係を構築する術であると思う。