iPadではじめる宅録ナレーション
こんにちは。
レトロボイスナレーターのマロと申します。
ワタクシは2022年から、ほぼ初心者でありながらも運良く、主に宅録ナレーションや時々スタジオ録音、それからMCのお仕事もさせていただいております。
案件はVPと言われるジャンルで、企業様の紹介、商品やサービス紹介動画のナレーションが多いです。
今現在、お仕事依頼は事務所から頂くものと、制作会社様から直接頂いてるものの2通りで、ココナラやクラウドワークスのようなサブスク案件よりも単価のよいお仕事中心です。
今回は、そんなワタクシが宅録ナレーションのお仕事で使っているアイテムをご紹介したいと思います!
まず現在、宅録ナレーションの全てをiPad Pro12.9で行っています。
ただ、殆どのナレーターさんはパソコンを使っているので稀中の稀です!
iPadでやられてる方、聞いた事ない(苦笑
MacBookも持っているのですが、古いバージョンのため全く使い物にならず、しかも初心者で始めるにあたってコストもかけられず、なんとかiPadで出来ないものかと始めたのでした。
iPadで使えるマイクやソフトなど、限られた中で色々と調べてチョイスしたのがこちらでした。
これから宅録を始めてみたい方、iPadをお持ちで宅録に興味のある方の参考になればよいと思います!
①マイク
オーディオテクニカ ATR2100x-USB(ダイナミックマイク)
USBなので、オーディオインターフェイスもなしでiPadと直で繋げられるので超簡単。
マイクスタンドも付属されてるし、ヘッドフォン出力端子もついてるので便利です。
人の声の帯域の収音を得意としているとのことで、ナレーションやボーカルに最適なんだそうです⇦これで唄も録音してますが、ノイズも少なく音質も良いと言われますよ。
そしてマイクにウインドスクリーンという、マイクの先端部分に付けるスポンジのようなものを付けてます。
このウインドスクリーンを付けることで、風や自分の息などを拾わないように防ぐことができます。
因みに、マイクの種類は大きく2つ
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
コンデンサーマイクの方が音質は良いようですが、音を拾い過ぎてしまうとノイズ処理なども大変なのでダイナミックマイクを選びました。
②ヘッドフォン
SONY MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
モニターヘッドフォンといえばコレ一択というくらい有名なこちら。
やはりスタジオ録音の際、どこでもこちらを使っていますね。
ただ、ワタクシは長時間使用していると耳がとても痛くなってしまいます、、
きっとそれだけ密閉度も高いということでしょうね。
はじめは正直もう少し安いもので十分かもしれませんが、ゆくゆくきっと欲しくなってしまうと思います。
こちらはサウンドハウスさんで購入しました。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71265/
注意⚠️マイクによっては接続ジャックの大きさが合わないので変換プラグも一緒に買いましょう。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/24888
サウンドハウスさんはポイントが大きいので、ヘッドフォンを買ったあと、ポイントを使って撮影用のリングライトも買いました♪
その他、ポップガードや防音グッズなど様々ありますが、今回は最低限のスターターセットをご紹介しました。
そして忘れちゃいけないのが、録音•整音ソフトです。
録音自体はボイスメモや動画編集ソフトを使ってもできますが、整音までは出来ません。
宅録したものを納品する場合には必ず整音して提出しています。
ワタクシがいつもナレーションの宅録に使っているのがこちら。
③ソフト
【WevePad】
こちらは音声編集アプリです。
無料の範囲で整音も出来るので、かなりおススメです!しかもスマホでも使えます。
マイク等がない場合はスマホの【ボイスメモ】で録音したものを【WevePad】で整音だけすることも出来ますよ。
ココナラでスマホで録音OKな案件などはこの方法でもいけるのかな?と思います。
最後に
実際に使っている宅録アイテムを簡単にお伝えしましたが、今のところ、宅録のお仕事で制作会社様に整音についてNGを言われたことは無く、むしろ意外と綺麗に整音されてるから全然宅録でも十分だね、と言われております。
事務所からも、宅録の評価は悪くないです。
しかしながら音声を販売できるサイト
【Audiostock】では、音声品質に厳しいとの前情報もあり、試しにいつもの宅録スタイルで録音したものを登録してみたら、
やはりノイズの混入でハネられてしまいました。
何度か整音やり直しや、録り直しもしましたが、結局登録出来ませんでした…
それから案件にしても、もっと音質が良ければ幅も広がるし、リピートにも繋がると思いますので、『十分だね』というより『音質いいね』と言われるようアップデートはしていきたいです。
やはり実際iPadではやれることが限られてるのと、使えるソフトもかなり少ないし、ダイナミックマイクよりもコンデンサーマイクの方が音質もよいので、宅録環境も整えつつ、徐々にパソコンから揃えていきたいと思っています。
おまけ【vllo】
ワタクシはいつもこのアプリを使ってiPadで動画作成をしています。
vlloはBGM、音声録音、効果音も入れられ、勿論テキストやフィルター、特殊効果、フレーム、ステッカーなど、これだけで簡単に動画編集できてとても便利です!
ナレーションの声にエコーや音声加工も出来るのでレトロな音質も作れるのが特にお気に入りなんです。
それではまた、どうぞご贔屓に!
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