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BIM コラボレーション フォーマット (BCF)について学ぶ

BCFとは

BIM コラボレーション フォーマット (BCF) は、BIM モデル上で発生するコメントや問題点を管理・共有するための標準ファイル形式です。
特定の要素や場所に紐付けられた指摘やコメントを記録し、異なるソフトウェアを使用するチーム間でも情報共有を可能にします。

イメージ

下記サイトのGIF動画が分かり易いです。

https://www.autodesk.com/blogs/construction/bcf-export/


長所

  1. ソフトウェアの互換性
    主要な BIM ソフトウェア間で互換性がある(らしい)ので、チーム間・企業間でのソフト縛りが無い

  2. 効率的な問題管理
    特定の問題やコメントをモデル内の場所や要素に紐付けて管理できる

  3. ファイルが軽量
    BCF ファイルはテキストベースであり、モデル全体を含まない

  4. 透明性の向上
    やりとりの履歴が記録され、状況の可視化が可能

短所(?)

  1. 使用者・管理者の学習コスト
    BCFを用いたワークフローの全体像がある程度見えていないと情報が一人歩きする可能性もあるため、各技術者に対して一定の理解が求められる


Navisworksのビューポイントのxmlエクスポートをまれに使うのですが、感覚はそれに似ていて、プロジェクトを進める上での利便性が高くなったものだなと思いました。
これが10年近く前からあるなんて凄いですね。


まとめ

今回はBCFについてざっくり調べてみました。
近い将来、クラウド上のモデルを編集しながらBCFファイルで関係者に具体を共有したり、CDE内でのコメントのやり取りになっていくのかなと思います。楽しみですね。
まだまだ断片的な知識ではありますが、学びを進めていきたいと思います。


参考


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