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新年の始まりに、アロマボランティアの話しを(1)

2025年明けましておめでとうございます。
千葉市でアロマスクール「マロウズハウス香りの教室」代表のアラカン(笑)の太田です。先日取得したフレグランスセールススペシャリストの資格が励みとなり、70才の香水売りを目指して日々クンクン修行に励んでおります。そんな夢実現のためもあり現在のお仕事はアロマ講師のレッスンの担当と源氏物語とアロマテラピーにまつわる体験アロマなじゃらん旅の担当。そしてアロマブレンドデザイナーとしてのお仕事やらボランティア活動としての緩和病棟でのアロマセラピストをゆるっとやっております。

同じ施設でのアロマハンドボランティア


2025年1月。
今年最初の始まり、ということもあって夢やら旅やらのお話を少しお休みして、おーたが活動してきたボランティアにまつわるお話をこちらにまとめておこうと思います。活動自体は、もっと前、もあったのですが、そのことについては少しだけお伝えしておきますが、本当のボランティアを体験していくのは、2011年のあの大震災の時から。
今回も昔のブログの掘り起こしを残しておこうと思っています。

あ、じゃらん旅アロマやアロマテラピーのレッスンなどはホームページをご紹介していますのでお時間ある時に寄ってくださいね。こちらは随時。
ご連絡お待ちしています〜💕
https://mallowshouse.com/

車椅子で

おーた、1996年発足のaeaj(現:日本アロマ環境協会の前身である日本アロマテラピー協会)の認定試験であるアロマテラピーインストラクターを2000年に独学取得。あ、当時は千葉に認定校がなかったから、、、だけの単純な理由で一人で沼るアロマオタクとしてはどの程度の沼なのかを知るためにライフワークとしていつか受かったらを目安として受験、そして3回目にして合格。その上、ひとりオタクの道に欲が出て、2001年からアロマの教室を開始、その時分はアロマ教室を立ち上げるのなんて意味ない、と言われまくりだったにも関わらず「だって、近くにアロマを教えてくれるところがないから」という単純な言い訳で気がついてみると2025年の今年も続いている(笑)
ここらへんについてもは、知りたい人がいたら、いつかまたの機会に書いてみようかなと思っております(笑)

で、今回お伝えしたいのがアロマボランティアのこと
ひとりアロマオタクが、教室を始めたのは単純に近くにアロマを教えてくれるところがなかったから、だったのですが、少しして生徒さんが増えた時に、ある介護系の会社さんからお誘いがありました。

「千葉市で会社としては初めてのデイサービスを立ち上げるのでぜひアロマをご紹介いただきたい」
当初の企画としては、アロマクラフト作りのお話をいただいきました。おーたが講師として携わる程度のことだったのですが、その頃、ちょうど「2日で覚えるアロマハンド」講座を開始したばかり、香りを届けるのはクラフトもあるけど、触れることも大事だなぁって思い始めていた頃で、私も含めてですが、触れる側もアロマケアの経験を積んでいく良い機会だと思い、おーたより提案したのがボランティアのお話でした。
体験値が少ない人間が資格を取ったからといってすぐにお金に結びつくのは失敬極まりないと思ったので、担当の方に無料でやりますとお伝えすると、まずは担当の方が体験してみたいということになり、B TO Bではなく個人事業主の自宅教室でのアロマハンドの体験実施💦

「これいいね」
「取り入れてみたらどうかな」
ということになり、そこからお話がどんどん進み、最終的には月2回のペースでアロマハンドケアをボランティアでお届けすることになりました。
ボランティアとは無料でこちらが体験させていただく、というのが主旨だったのですが、現場の責任者のKさんより以下のような申し出がありました。
「長く続けていただくために、無料というわけにはいかないです。交通費程度でしたらこちらもご用意できるので気兼ねなくおっしゃってください」
その言葉が後押しするように、少人数で関わってくださったボランティアさんが気がつくとだんだんと増えていき一番多い時には施設数は3、関わる人数は月ペースで13名くらいに膨れていきました。トータルすると30人くらいの方が入れ替わりでボランティア活動に携わっていきました。
そしてそれに伴って、二日で覚えるアロマハンドの受講生も増えていきました。

賑やかな分、当時いろいろ事件は起きました。
が、それもひとりオタクからアロマはボランティアできる、ということから、たくさんの方がやってみたいことに変わっていく時となったからだと思っています。

そして時間は過ぎていき2011年のあの震災の年に。
こちらにはまだ震災が起こるその年の1月29日のブログからご紹介していきます。当時はaeaj認定校なりたてマロウズでしたが、インストの資格取得をするためのボランティア体験は現場で行うという形で進めておりました。

現場でハンドを体験いただくTさんの様子

2011年1月29日 初ボランティアの日
今日は淑徳共生苑でのインスト、ボランティア実習の日
写真は、施設での実習。
施設へ行く前、教室での動線確認、そして、アロマのブレンドオイルを作成。まだ施設での体験前だったので、想像がいろいろ膨らんで、、、。
お年寄りの状態をいろいろ想像しては、オイル選びをしています。
こうしてボランティア施設の理論と実際を経験できるのはとてもよいことだと思います。大変なことも、よかったことも。
きっと将来自分にも役立つことになるんだなぁと思った方もいらっしゃいました。これからも、生徒さんがお世話になります。
S苑の皆さま、感謝です。


2011年2月2日のアロマハンドレッスンの様子

2011年2月2日 アロマハンドのこと
 すでに60名以上の方が受講された2日で覚えるアロマハンド
昨日と今日で7名の方がいらっしゃいました!
いつもこの講座を行うと思う事があります
人の出会いは、必ず意味があってのこと この二日間もそんなことがいっぱいありました。本当に、いつもながらふかーい二日間でした
昨日は ボランティアに入るために、再受講したSさん
今日の組み合わせ Dランド出身?!のNさんとYちゃん
お友達同士でいらっしゃったYさんとKさん
そして、アロマの世界に戻ってきたHさんと始めてのアロマだったMさん
みなさんと出会う事ができた二日間。本当にありがたい二日間でした。
またまたアロマハンドのボランティア等で会える時があると思っていますが、その前に また会いにきてほしいなぁ。人の縁って、うれしいものですね(美空さんになっちゃってます)。あ、お手伝いにきてくれたMさんもサンキューでした。


そして3.11
振り返ってみるとこうしてアロマハンドができる人がどんどん増えていった頃に起きた震災。ここからがアロマでボランティアができることにつながっていきます。

2011年 03月 25日 無料アロマハンドの日
今日、無料アロマハンド体験日!
いろいろな方がきてくださいました
本当は開店休業だったら、、と思ったのですが
ちょうどいいようにちょうどよく
いろいろな方がきてくださいました。
ほんとうにやってよかった。
私も久々にたくさんの方を触る事ができたので、
労働の喜び!?を感じて すこしだけ筋肉痛です
はじめての方もとても喜んでくださいました
ゆるゆるしてもらったかなと思いつつ
こんな風にたまに教室開放日があってもよいなと感じました
来月からも開放日続けていきます

アロマの意味がわからないと話していたMさんが始めたボランティア

2011年 04月 07日 市原被災者受け入れ施設でのボランティア
今日は 鶴舞にある施設でアロマハンドボランティアをおこなってきました
写真は福島いわきからいらっしゃった方と担当のMさん。
アロマセラピストの実技クラスにいらしているMさんがアロマでできることを思いそれを実現する形で先週からはじまったボランティアでした
いわきからいらした方々からは、いろいろたくさんのお話を伺いました。
施設にきて 太っちゃったこと
ご主人と1ヶ月も離れてること
お話いただきながらもアロマを感じていただきます。
明るくて たくさん楽しいお話をしてくださって
私たちを 笑わしてくださった方なのですが、夜 眠れない理由をお話くださいました。それは、津波で流された縁のある方のことを思い出すからだということなのです。
つらいですよね
施設は桜が満開でした。今、おだやかな時間だなと思います。
教室無料開放の日
2011年4/18(月)10時半から16時まで。
ご自由にいらしてくださいね
また施設で被災をされている方を受け入れている千葉近郊のところがありましたらご連絡お待ちしています。無料でアロマハンドを行っていますのでご相談ください。

k楽での楽しいおしゃべりなアロマハンドの様子

2011年 04月 15日 K楽さんでののアロマハンドボランティア開始
足湯があったり、ヒノキのお風呂があったりの、こだわりのディサービス『K楽』さんでのアロマハンドボランティアが始まりました!
第3金曜日を基本として、毎月1回行う予定です。
今日、あまりにもおもしろいお話をしてくださる利用者さまがいて(笑)
笑いっぱなしのアロマハンドでした。途中から、職員の方もうけていただきました。アロマの香りでまたがんばっていただけたらうれしいです。
※現在こちらは営業していません。

2011年 04月 16日 今日の千葉日報です!
先日こちらでもご紹介しましたMさんの記事が千葉日報に大きく紹介されています。
『ほんとうに アロマやってよかった』と言ってたMさんの気持ちアロマをお伝えして本当によかったと思っています。
さてAEAJ認定校としてのお知らせ
今回のインスト試験2名合格です。これからがプロとしてのアロマのスタートラインですね。勉強も深めないといけなし、インストラクターとしての立ち位置もちゃんと考えて行動しないといけないし壁は高いです。
でも、それを越えるのに十分なアロマの世界感があると思います
本当に おめでとうございます。

2011年 05月 05日 クライミングユース選手権へのボランティア

印西市松山下公園体育館にて

アロマ専門業者のA社社長のS社長より
ふとっぱらなオイル提供がありまして(←ありがとうございます!!)、材料費無料で、こどもの日に印西市松山下公園総合体育館にて日本フリークライミング協会主催のユース選手権が行われます。
実はマロウズ講師で筋骨格系を主に講座を担当いただいているS先生の呼びかけでマロウズハウス香りの教室関係者によりこちらのアロマハンドケアボランティアをイベント会場にて行う事になりました!

このイベントはクライマーのジュニア選手権で、毎年いろいろな場所で開催されているようなのですが小学生から大学生くらいまでの大きな大会です。
大会なので 優劣がついてしまうものですが、ご家族や先生方などいろいろな方がおいでになると思います。そのなかですこしでもアロマが選手やその結果でドキドキしている家族の方々にゆるんで頂ける空間になるといいな。
朝早起きですが 頑張っていってきます!
でもそのまえにブレンドしなくちゃ
S社長 ご提供、本当に感謝致します!

小学生から大学生まで ケアを受けていただきました!

今日のクライミングユース選手権の壁
この すっごい壁を20才未満の子どもたちがするする登るのです
すっごいです。
さて、こちらの壁の反対側で アロマハンドを行いました。
小学生でも、中学生でも、そしてもうすぐ受験だといってた高校生も
真剣そのもの。だって日本でスーパーな大会だからだそうです。
保護者の方も含めて61人を5人のメンバーでがんばりました!
また被災地域への募金箱にも4,000円越えの寄付をいただきました。
これはS先生より日赤への寄付になります。ありがとうございます。
とにかくとにかく、たくさんの方に喜んでいただき本当にありがたいことでした。やり方を覚えてお子さんにと思ってくださったお母さんや13才の子がじっとやり方をみて 覚えたいとか、、。
いっぱい いっぱい アロマを感じていただけたみたいです。
また、スポーツイベントにもたくさん協力していきたいです。
パワー たくさん いただきました。本当に ありがとうございます。 


大網白里でのアロマハンドボラ

こちらの記事でご紹介したいろいろなデイサービスですが、今は営業していないところや関わりがなくなったところもあります。でもどこの施設でもアロマケアを楽しみにしていただく方が大勢いたこと、本当にアロマテラピーの1つの方向性が見えたところでもありました。
大きな禍のたびに、手があることができることにつながっていく。
香りがあることが支える力になっていく。
アロマテラピーは、ボランティアを通してできることがあるんだって。そんな自信を持たせてくれたことになっていきました。

楽しそうにおしゃべりしながらの現場

さて、この時に関わっていたインストのボランティア論実践場所のS苑ですが、2025年からまたもやボランティアが復活となりました。震災、コロナからの14年ぶりの復活!なくなっていったものがあれば、またのご縁がつながっていく。こんなふうにアロマテラピーを続けていることが、古いご縁を繋いでくれているのだなと思っています。そして今年2025年はまた新しいご縁を引き寄せてくれています。

またを楽しみにして。

新年の始まりに、アロマボランティアの話しを(2)震災地へのボランティアの活動に続く➡︎

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