とっ散らかってて良かった事はある。
どういう事か。
私は、気に入った物に対して
猛烈に好きという感情をぶつけている。
が、同時に別の物にもちょっと
目が行ってしまう八方美人のような性質がある。
あくまで、人ではなく
この世に溢れる作品たちの話。
言い訳をするならば、
この世は素晴らしい作品で溢れ返っている。
それをどれか一つにかまけて見逃すなんて勿体ない。
八方美人アンテナが反応したら
いてもたってもいられず、飛び込みに行ってしまう。
それをずっと続けていたら、
色んなジャンルのつまみ食い状態となり
広く浅い知識を得る事になった。
決して深くはない。
何に対してもにわか。
深い事は何も言えないが、ちょっとだけ知ってる。
物凄く詳しく、愛のある解説を出来る人というのは
その作品が本当に大好きなんだなぁと
感動すら覚える。
父親が大昔の洋楽ばかり聴くから
ビリーボーンとかちょっとだけ分かる。
曲が流れてきたら「これ、もしかしてビリーボーン?」程度。
(ボーンじゃなくて、ヴォーン表記なのか・・)
藤崎竜先生の描いた作品なら何でも飛び付くから
銀河英雄伝説の事もちょっとだけ分かる。
じっくーり読み込んでる訳ではないから
それほど詳しくない。ざっくりした事情程度。
今一番大好きな忍たま乱太郎だってそうだ。
手に入る資料はなるべく手に入れ、キャラクターを知るべく
原作漫画も集めている。それでも足りない。
アニメでしか得られない情報もあるため、そこが足りないのだ。
(テレビが無いから)
上記二つに比べたらましだが、まだにわかレベル。
二次創作をする時は、描きたいキャラクターを
徹底的に調べ上げ、出来るだけ本人が言いそう・やりそうな事を
想定して動かしたいから。この性質がまた面倒臭い。
調べてる間にブームに乗り遅れるなんてザラ。
広く浅くだと、たまーに年配の方と話す機会があると
昔の作品の話になったりした時に少し話せるのが有利か。
そこから話が発展する事だってある。詳しく話してもらえる。
小さい取っ掛かりが多いのも便利な気がする。
『ポプテピピック』という、
あらゆる作品のパク・・意図的にツギハギして
ネタにしている作品がある。
私はこの作品が大好きで。
漫画もアニメブルーレイも買うほどに。
ああいう訳の分からないテンションのもの、好き。
「このネタの大元・・分かるぞ!」と
思う事も多かった。楽しい。
知らなくても、ニコニコ動画などの
リアルタイムでコメントが流れる場所でアニメ生放送を観ていたら
識者が教えてくれる。それも楽しい。
作者はきっと想像も出来ない位に
沢山の作品に触れてきたのだなぁ・・
どのいじりも愛とリスペクトがある(ように見える)
八方美人も極めたら、
素晴らしい作品を生み出せる可能性が・・?
どれか一つだけ深く知ってるよりも、
色々見ている分有利・・?
それを上手い事形に出来ればの話か。
センスが問われる。
そういや、顔出し(顔だけモザイクも)をしている
イラストレーターさんなどはみんなオシャレだ。
センスをひしひしと感じるいでたち。
・・私も、プチプラ服ばかり着ていないで
一点ものと呼べるような良い服を着るべきかな・・
オシャレにもっと気を使うべきかもしれない。
センスはそうして磨かれる可能性もある。
丁度、良いなと思った服屋が
割と近場にあると分かったから行ってみたい。
一点一点めちゃくちゃ高くて手が出しづらいけど。
これもセンスを研ぎ澄ますための投資・・!
頑張ろう。
良いものが作れるように・・