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アパレル商品のオンラインショップ用の写真撮影について

閲覧ありがとうございます。こちらのページではアパレル商品の撮影についてご案内します。

私は写真撮影のお仕事をして十年以上になり、家族写真撮影やプロフィール写真撮影、イベント撮影、会社HP用の撮影などの他、商品撮影もさせていただいております。
昨今、アパレル撮影のご相談やご紹介をいただく機会が増えましたので、少し詳しく書いておきたいと思います。

主なご依頼やご相談の例

アパレル撮影をご依頼される方にも様々なパターンがあります。

・元々オンラインショップを経営している会社がカメラマンの人手が足りなくて困っている
・実店舗の小売店がオンラインでの販売にも力を入れていきたいと考えている
・服の製造や卸をしている会社が直販もやっていきたいと考えている
・全く異業種の会社が新たにアパレルもやってみたいと考えている
・個人が趣味や副業の範囲で自分のブランドを作りたいと考えている

大きく分けると上記のようなご相談が多いです。
そして、あるあるな問題も挙げてみます。

・知り合いのカメラマンに依頼したけどアパレルの撮影には慣れていない人だった
・社内の人員で試行錯誤して撮ってみたけど上手く撮れなかった
・素人臭くない写真を載せたいけどあまりコストはかけられない
・そもそも何から始めて良いか分からない

というようなお話を非常によく伺います。

先ず前提として、カメラマンはそれぞれに慣れている撮影ジャンルがあります。例えば、スポーツカメラマンとブライダルカメラマンでは必要な技術が異なり、もはや「競技が違う」と言えます。
アパレル撮影の依頼であれば、当然アパレル撮影に慣れている人に依頼することをお勧めします。

撮影例

実際に私が撮影した写真の一例です。因みに、服に限らず帽子やバッグやアクセサリーなども撮ります。

ハンガー掛けで全体
トルソーでトップアップ
ハンガー掛けでディテールや生地感
平置きで全体とカラー展開
平置きでディテールや生地感
平置きで全体とシリーズ展開
平置きでセットアイテム
モデル着用(ユニセックス)
モデル着用(バッグ)
モデル着用(ミセス・ロケーション撮影)
モデル着用(メンズ・ロケーション撮影)
モデル着用(商品説明ではなくブランドやショップの世界観イメージのカット)

このように、ひと言で“アパレルの商品写真”と言っても様々なパターンがあります。
ブランドさんやショップさんによってターゲット層も世界観も異なりますので、商品ページやSNSでの見せ方も異なります。
競合店の写真を参考にしつつ、自店に必要なのはどのような写真なのかをぜひ検討してみてください。

撮影プラン

大阪市内を中心に関西圏で出張撮影を承っております。商品をお送りいただくのではなく、私がご希望の場所に伺ってお撮りします。
商品がある社内や店舗内で撮影する場合もあれば、手配いただいたスタジオで撮影する場合もあります。「社内に撮影スペースを設けたいけど用意する機材などが分からない」「近隣のスタジオやモデルさんをどう探せばいいか分からない」などの場合は、ご相談に乗ったりご提案させていただいたりもしています。

▫️ ハンガー掛けやトルソーがメインの場合と、モデル撮影のみの場合
ご希望の場所にて「モデル着用のカットをたくさん撮れたら十分」とか「トルソーでディテールなども含めて撮って欲しい」とか「ハンガー掛けのカットとお店の中の雰囲気も撮って欲しい」など場合は、他の出張撮影と同じこちらの撮影プランになります。

▫️平置きがメインの場合
¥13,200 / 1時間毎 ※全データお渡し

商品数やご希望のカット数に関係無く時間制です。平置きはシンプルに見えますが、服のシルエットを整える必要があるので手間と時間がかかる撮り方でもあります。ただ、ハンガー掛けやモデル撮影とはまた違った独特の雰囲気も出ます。

撮影以外の作業について

撮影以外の作業については基本的にお断りしております。(商品のアイロンがけ・モデルさんのヘアメイク・画像のレタッチ・リサイズ・データのフォルダ分け・WEBサイトへの画像アップ作業など…)
私の判断で多少の画像補正をする場合はありますが、基本的にはあまり撮影データを触らずお送りしております。理由は幾つかあります。

・もちろん撮影時はできる限り目視と近い色で撮るようにしていますが、同じ商品の写真データであっても、撮影時にカメラで確認した色と、PCで表示される色と、スマホで表示される色では全て異なります。私が画像を家でレタッチすると、商品が手元に無い状態のため実際の商品の色味から離れていく可能性があります。
・別の理由として、「もっとこうして欲しい・ついでにコレもやって欲しい」と追加で要望が増えていくことが何度かあったためです。明るさや色の補正だけでなく文字入れやリサイズ、もはやレタッチではなく画像制作の範囲の要望をされることもありました。そのため撮影以外の作業は全てお断りすることにした次第です。
・最後に、外注の立場ではありますが、長い目で見ると外注ではなく自社で撮影や画像編集などできることを増やす方向をお勧めしているからです。これについてはまた改めて別の記事に書きます。

最後に

長々と書きましたが、私がアパレルの撮影を続けられているのはシンプルに“好きだから”だと思っています。
色んな服と出会いたいし、その服たちの良さが伝わるように撮ってあげたいし、その服たちが無事にお嫁に行ける(売れる)ようにいつも願っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
撮影についてのご依頼・ご相談は下記からどうぞ。

たまにですがアパレル以外の商品写真も撮っていますので一例を載せておきます。

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maliho | 写真と物書き
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