見出し画像

元占い師のぶっちゃけ霊能業界裏事情

元占い師のマリアンです。
占い師さんは大きく三つに分類されます。
*動物霊が耳元で呟く系
*直感系
*ロジック系

わたくしの知っている動物霊呟き系の霊能者の方は、実家に稲荷祠があって自身も狐ちゃんが耳元で呟いてくれていると稲荷霊であることを認識されていました。気学や四柱推命を駆使する男性占い師さんはロジックで鑑定するタイプが多かったかな。わたくしは直感系で、もちろん基礎となるロジックは勉強しましたが、鑑定数を重ねるほどにプロセスがシンプルになっていきました。ロジックで進めるのではなく答えが一瞬で降りてくる感じです。けれども、難点は精神的な負担が大きかったことです。辞めた理由は精神的な負荷が大きくなって続けられなくなったからです。

幼少より霊的な感性が強くて、日常生活に支障を生じていました。オーバーフローしてしまいコントロールが効かなくなる感じです。そうなると、心療内科の薬に頼るか、薬に頼らずに力の強い霊能者の薫陶を受けて霊的なコントロール術を身に付けるかです。コントロール術を会得するまでには、その道を歩んだ人にしかわからない慇懃する苦しみがあります。わたくしの場合は自分が救われる答えを持っている霊能者の元へ自然と引き寄せられていった感じかな。神様のお導きか、ラッキーだったのか?もし心療内科の薬に走っていたなら、今頃は自ら命を殺めることが無くとも、早期に認知症を発症して脳がボロボロになっていたことでしょう。

霊的な世界も、経済同様にマクロの視点とミクロの視点があって。マクロの視点とは天照大神様の立ち位置の如く、日本国民の安永を司ることです。ミクロの視点とはお台所の神様としての三宝荒神様の様に、日々の人々の救済ですね。占いはミクロの視点ですね。ほとんどが個々の恋愛や仕事運を観ています。日本の国運を占ってください〜!って鑑定はそうそう無い訳ですから。端的に言うと欲望ギラギラ系を叶えるって感じですから、その念をまともに受けてしまい疲れてしまうのですよ。中庸に、「人心(物質的欲望)これ危うく、道心(神性や仏性)これ微かなり」という言葉がありますが、人心はエネルギーが強く、道心は清らかですが微かなエネルギーです。例えば明治神宮などは日本国民の安寧を願うマクロ要素の立ち位置であられます明治天皇を祀っています。ですので清らかで微かなエネルギーであり、霊的に敏感な方ではないと肌で感じられない強さです。逆に稲荷神社(わたくしは苦手で行きませんが)などは霊的に鈍感な方でも感じ易いほどにエネルギーが強いものです。占いの世界はまさに荒いエネルギー様さまといった様相で、長らく業界に居るとキツいものがあります。

それと、占い師も商売ですから、依頼された内容に沿って仕事をする訳です。今まさに叶えたい当の本人の願望を叶えることが、その人の人生において真の幸せになるかどうか?は、別の次元の話しになります。意中の男性と結実したからと言って、実は結婚してみるとDV亭主が本性だったとかね。仕事面の相談でも、嫌な仕事に就いているのも、実は先の未来に才能を開花させる修行の場だったりとかね。そうそうに先の未来まではわからないものです。タロットなどで見通せるのはせいぜい半年先程度です。それに未来はその人の思考が変われば変化するものです。手相だって変化しますよ。わたくしはど素人の占い師でもわかるくらいに運命線で観ると50才くらいで亡くなる運命の相でしたが、日頃の行いの成果か?運命線が変化してきまして今だに健在です(年がバレてしまいますが)。

占い業も最近はブームだそうで。もしお知り合いの方で、占い師に転業されて、そこそこ当たって、お仕事がそれなりに忙しくなり、で、その方が体調の不調や、精神の不調を訴えるようであれば要注意です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?