10/19(土) 編集・ライター養成講座　山田ズーニー氏担当回「表現力トレーニング」のワーク発表記録　

　人生で1番記憶に残っていることを考えると、いつも小学一年生の頃のことになってしまいます。場所は最初に割り当てられた掃除当番の体育館のトイレで、同級生のこと一緒に女子トイレ（の方だったと思います）を掃除していました。

　よく晴れた日だったことを覚えていて、体育館はガラスの窓も大きくてトイレの中でさえ少し明るかったです。簡単に掃除を済ませた後、そのこはよくおばあちゃんに教えてもらった手遊びを教えてくれ、色々な動物を手で作っていました。そのなかで手でカエルを作ることを教えてくれたのですが、なかなか自分で上手く作れず困っていたところに、その子は手を覆うようにして作り方を教えてくれ、反対むきにも作れること、様々なカエルの作り方を教えてくれました。

　それまで特に男女の違いなど意識したことがなく男も女も同じだろくらいにしか思っていなかったと思うのですが、それからその子に不思議な気持ちになりました。そのことは小学校でも同じクラスがほとんどで、その後も偶然中学では陸上部、高校では写真部と同じ部室でしたが思いを伝えることができませんでした。

　自分はとても臆病で怠惰なところがありまして、お兄さんが怖いから、あと半年後は、など理由をつけて先延ばしにしてしまいました。

　最近も今はDJをしているのですが、そこで仲良くなり少し話すようになっても、あとちょっとでサウンドエンジニアに仕事にチャレンジしてみる、あとちょっとで曲ができる、など言っては締切に間に合いません。

編集ライター養成講座
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