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終戦の日に思うこと③〜日本のいちばん長い日

8月15日は終戦の日。実際にポツダム宣言受諾を決めたのは8月14日です。

ポツダム宣言受諾による終戦の決定も、簡単なものではなかったといいます。

国家の存亡の危機ですし、日本国内でも「陸軍」の強硬論を抑えるのが困難な状況😔

一歩間違えば、陸軍によるクーデターで内乱状態にさえなりかねない中…

昭和天皇による「聖断」と、それを閣議決定するまでの閣僚の苦悩とギリギリの議論😟

それが決定してから、国民に伝えるまでの駆け引きと方策の吟味。

「日本」という国家を守るために、閣僚も必死で闘っていたとされます。

日本のスゴさは、天皇による「聖断」は絶対的な命令ではないんですね🤓確かに重いものですが、最後は全閣僚が署名し、全会一致で決定する!

天皇に政治権限はなく、あくまでも総覧者🤔日本は聖徳太子の頃から「話し合いで決める国」なんです!

さらに、暴走する陸軍も、天皇の言葉には逆らえない。権力ではなく権威でまとめる国家元首!これぞ2000年続く日本の「君臣関係(天皇と国民の信頼関係)」です!

そこには、陸軍将校たちの"国を思う気持ち"や"軍人としてのプライド"も全て知っている陸軍大臣もいるわけです🥺

部下を思いながら、国の進むべき道へ導くために、自分の命と引き換えに闘った、陸軍大臣の阿南惟幾🌸

最後に、この8月14日〜15日にかけての動きを描いた、半藤一利さんの『日本のいちばん長い日』は小説も映画もお勧めです✨ぜひご覧になってください。

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