いい国作ろう鎌倉幕府?
鎌倉幕府ができたのは1192年。その覚え方といえば「いい国作ろう鎌倉幕府」ですね。
最近では、鎌倉幕府のスタートは1185年だとか、1180年だとか言われるようになりましたか、高校生にとっては大きな問題ではありません。それより、自虐史観に基づいて、史実とズレてることがいっぱいありますからね。
いわゆるWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)により、戦後教育はとにかく日本の良いところを教えないようにしてきました。自国の歴史を美化したり良いところを誇張するならわかりますが、自ら卑下して教えてどうしたいんでしょう。
自分の国を誇れず、嫌いにさせるために行う教育なんて、本末転倒です。もちろん日本の歴史の中には、負の部分もあります。でも、そこをことさら強調したり、わざと悪意のある解釈をしたりして、どうするんでしょう。自己嫌悪とか自分の祖先を恨むような子どもを育てたいんでしょうかね?
誇るべきところがたくさんある日本。それを子どもたちに教えたい!そして、自国のことが好きで、日本人であることを誇りに思えるようになって欲しいのです。日本史を教える教師としての思いです。
そもそも日本の縄文時代は、1万年以上も戦争のない平和な時代でした。こんな国、世界中どこにもありません。その上にできあがった日本という国の建国の精神は、「この国に住むすべての人たちが家族のように幸せに暮らせるようにしよう」というものでした。
そう、「いい国作ろう!」とは単なる年号暗記の語呂合わせなのではなく、日本の建国の精神そのものなんです。