実はこれも児童虐待!? 知ってるようで知らない児童虐待 ~心理的虐待編~
みなんさんこんにちは!
malbroomです♪
今回は児童虐待の1つ、心理的虐待について書きたいと思います。
もしかしたら心理的虐待は子育て中のパパ・ママが日常生活の中で、無意識にしてしまっている虐待行為No.1かもしれません。
1 定義
心理的虐待について、児童福祉の中では下記のように定められています。
子どもに対する暴言の他にも、子どもがいる家で夫婦喧嘩など、保護者が喧嘩をしてしまうことも、心理的虐待になってしまうんです。
2 心理的虐待の具体例
心理的虐待について、『子ども虐対応の手引き』の中で示されてる具体例を見てみると・・・
その他、きょうだいに対して身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待を行うことも心理的虐待に該当します。
実際に児童虐待の現場で心理的虐待として取り扱うことが多いのは、配偶者やパートナー、家族に対する暴言・暴力を子どもが家にいるときにしてしまったというもの。子どもが直接目撃していなくても、見聞きできる場所で喧嘩になってしまうと、心理的虐待という整理になります。極端な話、例え子どもが寝ていたとしても、同じ家にいる時に配偶者やパートナー、家族と喧嘩になってしまえば、心理的虐待という整理になります。
喧嘩は子どもがいない場所で、どうしても難しい場合はLINEなどを活用して喧嘩することをお薦めします。
また、言葉がまだ分からない赤ちゃんに対する暴言も心理的虐待に該当します。言葉がわからないから何を言っても良いというわけではありません。赤ちゃんは言葉はわかりませんが、ママやパパの気持ちを敏感に察知する力を持っています。
3 しつけと心理的虐待の違い
ここまで心理的虐待について書いてきましたが、しつけと心理的虐待の区別が難しい時もあります。
例えば、子どもが危ない行為をしたため、とっさに大きな声で注意しないといけない時。これは子どもは突然大声を出されてびっくりするかもしれませんが、心理的虐待には該当しません。
子どもが悪さなどをして、どうしても保護者が怒らないといけない時。感情的に叱責してしまうと心理的虐待に該当する可能性がありますが、子どもの行動の何がいけなかったのか、どうしたら良いかを冷静に伝えることは心理的虐待に該当しません。
子どものお喋りが上手になってきて、言い返してくるようになると、大人もついついカッとなってしまいます。大人が子どもの怒りの感情に巻き込まれてしまうこともしばしば・・・。
虐待を回避するためには、大人が冷静でいることが大切です。イライラが止まらなかったり、感情のコントロールが難しい時は、一旦その場から離れて冷静になってみるのも大切です。
今回は心理的虐待について書かせて頂きました!
次回は虐待がなぜ禁止されているのか、子どもにどのような影響を与えるのかについて書けたらと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました(*‘ω‘ *)