Part 3- ささきの考える英語学習法②
はじめに
おさらいになりますが、前回紹介したささきの考える英語学習法①のポイントは下記になります。
① 英語環境を増やす (英語に触れる機会を増やす)
② 単語ではなく、フレーズ・文レベルで覚える
今回は英語で「書く」「話す」ことが苦手な方の参考になる学習法を紹介します。
英語でのアウトプットの理想形
日常生活やビジネスレベルの英語が使えるようになる理想として、日本語で考えずに英語をインプットしそのまま英語でアウトプットできるようになることだと思います。
例えば会話をしているとすると、
英語を聞く→聞いた内容を日本語に直す→日本語で言いたいことを考える→それを英語に直してから話す
というプロセスから
英語を聞く→英語のまま意味を理解する→英語で言いたいことが浮かび、それを話す
というプロセスになるということです。ざっくりいうとネイティブの感覚に近づくことです。
それでは学習法を紹介しようと思います。
日本語→日本語→英語の順に考える
何を言っているか分かりにくいと思うので、例を使って説明します。
A: 昨日の夜何してた?
B: あー、昨日はYouTube観てたな。
日本語と英語の決定的な違いは2つあります。
① 文構造 (日本語は主語+目的語+動詞、英語は主語+動詞+目的語)
② 主語
今回は主語がポイントです。英語は必ず主語が必要です。(不要な場合は命令文くらい)
一方日本語は例文のように主語が必要ない場合がありますよね。もしかすると主語をつけない場合がほとんどかもしれません。
この違いを理解し、英語に直す前に主語をつけた日本語に直す癖をつけましょう。そうすることで英語を使うときに主語をつける習慣がついてきます。
では例文を主語つきの日本語に直してみます。
A: あなたは昨日の夜何をしてましたか?
B: えーっと、私(僕)は昨日YouTubeを観てました。
そしてこれを英語に直すと次のようになります。
A: What did you do last night?
B: Well, I watched YouTube last night.
しつこく言いますが、主語を意識することです。
そしてGoogle翻訳で英文を作るときにもこの方法で日本語の文を作るとより自然な英文が翻訳されてきます。
まとめ
今回のポイントはこれに尽きます。
日本語→日本語→英語
ぜひ日頃の英語学習から意識してみてください。僕もこれを意識して「書く」「話す」ことをしていたら自然と正しい英語が使えるようになりました。最終的にはネイティブのような感覚で日本語を介さずにアウトプットできるのが理想ですけどね。
読んでいただきありがとうございました。