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Part 2- ささきの考える英語学習法①

先日、以前勤めていた学校の教え子から「強勢・アクセントの問題が分からない。」と質問をもらいました。
入試の時期などすっかり忘れていたのと同時に、教員時代は入試対策の補習をしていたなと当時を思い出しました。
そういったわけで、僕が考える英語学習法を数回に分けて紹介していきます。

〇日本人が英語を苦手に感じる理由

① 単語が覚えられない
② 文法が分からない
③ 英語の発音が難しい
④ 相手の言っていることが聞き取れない
⑤ 話すことに抵抗感がある

⑤については正しい単語・正しい文法でないといけないというある種の強迫観念のようなものがあるのではないでしょうか。
これは日本の英語教育の弊害かもしれません。僕としては評価は「読む」「書く」「聞く」だけでよく、「話す」については評価する必要がないと考えています。英語は言語であって、話していたら間違いがあるのは普通のことですから。
僕の住むマレーシアでは多くの人が英語を話しますが、文法は決して完ぺきではありません。発音・アクセントも私たちが習ってきたものとは違います。それでもコミュニケーションは取れます。それにそもそも彼らは文法的なミスなど気にもしていません。

〇ささきの考える英語学習法①

① 携帯電話・タブレット・PCの言語を英語に変更
まずは英語環境を作り、英語に自然と囲まれた状況を作ることです。例えば、携帯電話やPCはみなさんよく使うはずです。それらの言語が英語になるだけで自然に英語を毎日目にすることができます。そうすると、英語に対する違和感・抵抗感は格段に減っていきます。僕は今では日本語設定の方に違和感を感じてしまいます。

② 「聞く」機会を増やしてみる
僕は毎日NetflixBBC news(YouTube)を観ています。
Netflixは日常で使われる表現が多く、よりくだけた英語表現の習得に適しているように思います。英語字幕付きで観ていき、分からない表現があればGoogle翻訳で確認します。
BBC newsは最新のnewsを知ることもできますし、普段耳にしない単語(経済・医療など)も勉強できます。
動画自体も長くないのでNetflixよりも多くのトピックの内容を観ることができます。ポイントは理解できるまで何回も同じ動画を観ることです。

③ 単語レベルではなく、フレーズ・文レベルで覚える
僕は単語だけで覚えるのが苦手でした。
「これってどう使うの?」と感じてしまうわけです。
英語にはイディオムがありますよね?
例えばcome up withであれば「思いつく」という意味です。
ですので、最低でもフレーズレベル、可能なら文レベルで学習していくことをおすすめします。参考書もフレーズや例文が多く載っているものがおすすめです。
勉強するときは、CDで聴く→発音→CDで聴く→発音を繰り返しです。意味も単語単体ではなく、文レベルで確認するといいかと思います。

まとめ

今回のポイントは
① 英語環境を増やす (英語に触れる機会を増やす)
② 単語ではなく、フレーズ・文レベルで覚える
になります。

補足ですが、上記を続けたうえでそれらをアウトプットする必要があります。インプットだけでは英語が使えるようになりませんから。

読んでいただきありがとうございました。

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