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正月一日 生徒さんと「イーサン」

昨日は中国正月の初日でしたが、日本語クラスは2クラスありました。
1クラスはオンラインで8歳の女の子とのクラスで、もう1クラスはマレー系の女性との対面でのクラスでした。

ボーイフレンドを紹介!

マレー系の彼女とは昨年の11月からクラスを始めました。
日本が好きで、個人で日本語を勉強している方ですが、会話力がすばらしく、会話力だけならもうN3レベル以上はあるでしょう。
彼女の日本語の会話力が優れている理由、それはボーイフレンドが日本人だから、です(たぶん)。
クラスでも何度も話題にしていて、興味を抱いていましたが、その彼がクアラルンプールの彼女に会いに来ているのです。

そして、昨日のクラスで連れてきました!

「イーサンを一緒にしませんか?」

前回のクラスのときに、彼女から彼が来るので「一緒にイーサンをしませんか?」と提案されました!
何とマレー系の彼女から!
そして「彼もつれてきていいですか?」とも。

少し驚きましたが「どうぞどうぞ」と快諾して、昨日を迎えました。

クラスも内容変更

彼女のクラスでは、N4~N3クラスの語彙やフレーズを勉強して、基礎能力をつけて、さらに実践でも使える応用力が身につくように工夫しています。
もうすでにスライドの準備は進めていましたが、せっかく彼も来るということなのでクラスの内容を急遽変更しました。

こんな会話を考えました

そこで、彼女が私に彼を紹介して、二人が出会ったいきさつや、彼の仕事や趣味、彼女との日常、そして将来の夢について語り合いながら話すという会話をつくりました。
重要な表現についてはいつも通り詳しく説明して、例文をつくって使えるようにしてもらう方法をとっています。

こんな感じに文法説明をしています

いい感じでクラスを進め、文法説明の後に、実際に彼女たち自身のことについてこの会話例を参考にして話をしてもらい、会話もふくらませ、重要な表現には説明を加えたりして90分のクラスを終えました。

久しぶりのイーサン

長いことアジアに住んでいますが、「イーサン」の経験はあまりありません。
家の奥さんは「潮州系」のため、「広東系」や「福建系」の人たちが中国正月には好んで行う「イーサン」を家庭ではしてこなかったそうで、私も奥さんの実家や私の家でもやったことはありませんでした。
もうかれこれ5年ぶりくらいのイーサンでした。

イーサンに、手作りパンのサンドイッチも加えてランチ

鮭がフレッシュでおいしくて、梅ソースも甘すぎず、とてもおいしいイーサンでした。
今年の Good Luck を祈念して、高くすくい上げてイーサンを食べました。

昨日は、とてもいい経験をしました。
日本語教師をしている愉しさをあらためて感じた1日でした。

お読みいただきありがとうございました。
Happy Chinese New Year ‼


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