映像化が決定「十角館の殺人」
社会人になりたての頃に読んだ「十角館の殺人」。
先日、その小説がついに映像化されるとの報道を目にし、数十年ぶりにそのページを開いてみました。
内容はすっかりと忘れ去っていたため、初めて読むかのように物語に没頭しました。
初刊が1987年で、年月が経過した今でも、まったく色あせないストーリーに改めて驚かされました。
綾辻先生は、これがデビュー作ということには、改めてその才能の凄まじさを感じ入ります。他の館シリーズも改めて再読していきたい、そう感じさせる名作でした。
今回の映像化では、「半沢直樹」「下町ロケット」「家政夫のミタゾノ」などで知られる脚本家の八津弘幸氏が脚本を手掛けるとのこと。
これまで「映像化不可能」と言われてきた作品を、どのように映像化するのか、その手腕に期待が高まります。
2024年3月22日からHuluでの独占配信が始まるとのことで、ますます楽しみです。