日本語講座の第5回目の授業 (「みんなの日本語」第2課 ①)
自己紹介も終わって、いよいよ本格的に日本語の勉強が始まります。
「みんなの日本語」では、第2課では「指示代名詞」を中心に勉強します。
指示代名詞は、日常会話や文章を作成するさいに非常に重要です。
指示代名詞の重要性
日本語を学ぶ際にも、指示代名詞をまずは覚えることで、自分の意志や考えなどが、適切な表現で伝達できるようになります。
そうすると、会話ができることで自信につながり、コミュニケーションの効果を高めることができます。
指示代名詞を使うと、同じ名詞を繰り返し使わずに済み、文章の流れをスムーズに保つことができます。
また、会話や文章がより自然なものになることで、聞き手が理解しやすくなります。
さらに、自然な表現を身に付けることで、日本語への親しみがわき、会話をする楽しさを感じることができます。
文法の理解
指示代名詞は、名詞の代用をしたり、指示を明確にしたり、位置関係を明らかにしたり、単数と複数の区別をしたりと、言語の文法構造において、基本的だけれども、非常に重要な役割を担っています。
この使い方を学ぶことで、日本語の文法の規則を理解しやすくなります。
文化を理解
指示代名詞には、その言語の文化的なニュアンスが含まれることが多々あります。
指示代名詞を学ぶことで、日本語やその他の言語の、文化的な意味合いや使い方を理解でき、より深く言葉を理解することができます。
公的な場面でも有効!
私は、大学卒業して、社会人になって3年目の途中にシンガポールに赴任しました。前任者との引継ぎができない中で、政府系の手続きや会計など、慣れない仕事を、もちろん英語でこなさなければなりませんでした。
最初は、専門用語や難しい構文を使おうと気構えしましたが、結局言いたいことが伝わらりませんでした。
そこで基本に戻り、「指示代名詞」と書類やジェスチャーを使って話をすると、話が通じるようになり、それが自信につながって、英語の勉強にも拍車がかかりました。
そんな気持ちが通じれば
日本語を学び始め、今後の日本語学習に期待や不安を感じている生徒さんたちに、私のそんな経験や、指示代名詞を覚えることの重要性、それが伝わればと言う思いで授業を進めています。
指示代名詞の説明や練習をうまく行えれば、生徒さんの好奇心や自信を植え付けることができ、さらに日本語への興味やワクワク感が強まります。
フラッシュカードなどを多用して、楽しく授業を進めていくことが重要ですね。
また、生徒さんに、まんべんなく練習してもらうことも大切です。
では、スライドをご確認下さい。
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