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JLPTに挑戦した生徒さんたち
今週の日曜日はJLPTのテストでした。
私がボランティアで教えているクラスでは、1名の生徒がN5に挑戦しました。
また、個人で教えている生徒さんたちの中で、1名がN5、1名がN3、2名がN2に挑戦しています。
社会人の方が多く、試験よりも会話ができるようになることを目標にしている方がほとんどの中で、多くの生徒さんがJLPTに挑戦しました。
JLPTとは?
JLPTとは「日本語能力試験(The Japanese-Language Proficiency Test )」の英訳の頭文字をとったものです。
日本語を母語としない人たちの日本語能力を測定して、5つのクラスで認定する試験です。
1984年に開始され、現在は年に2回行われています。
昨年(2023年)の12月に行われたテストでは、国内外合わせて66万人強の人々が受験(国内で約24万人、国外で約43万人)していて、認定率は35.5%となっています。
世界最大規模の日本語試験で、日本の会社が外国人を雇用する場合に、日本語の基礎的な能力を知るための目安ともなっています。
必須の試験
現在、在留資格の「特定技能1号」を取得するためには、この「日本語能力試験」のN4以上に合格する必要があります。
現在日本では、外国人の雇用を進めていて門戸を広げていますが、「日本語能力」の部分では厳格化されつつああります。
N4合格の生徒さん
以前、この note で紹介しましたが、昨年11月から対面で学んでいる生徒さんが、初めてのJLPTでN4に挑戦して、見事合格しました!
(こちらの記事を読んでいただければ幸いです)
彼は、去年の9月にマレーシアの tuition のサイトに登録してから、わりとすぐに連絡をくれ、現在まで継続して日本語を学んでいます。
今回はN3に挑戦しました。
彼は学習意欲も強く、自身でもかなり勉強していて、彼のノートを見るとどれだけがんばっているのかが見て取れます。
ぜひ、合格してもらいたいです!
N2も2名
今回は、私の生徒さんの中から難関のN2にも2名が挑戦しました。
彼らは、学校は違いますが、それぞれ日本語を学ぶ学校で学んでいて、授業でわからないところや、授業の補足、さらに詳しく学び、行く行くは日本へ留学して、日本で就職を希望しています。
2人の日本語能力は大したもので、学校に入学するまではほとんど日本語は知らなかったそうですが、今では、かなり難しい言葉まで覚えています。
彼らのクラスの際には、いつも詳細な質問が来るため、私も緊張感をもって臨んでいます。
彼らとクラスを行うと、マレーシア人(彼らは1人がマレー系、1人がインド系です)の言語能力の高さに驚くとともに、自分の言語能力の低さに失望感を覚えざるを得ません…
会話中心でもJLPTを
会話中心の方が多い私の生徒さんたちですが、クラスでは、JLPTについても紹介し(意外と知らない方が多いので)、自分の能力をチェックするためにも受けてみることを勧めています。
今年も12月には2回目のJLPTがあるので、できるだけ多くの生徒さんが挑戦してくれることを期待しています!