見出し画像

必殺!恐竜神父

【データ】

原 題: VelociPastor

監 督: ブレンダン・スティアー

音 楽: アリ・ヘルンヴァイン、ダニエル・マコーミック

出 演: グレッグ・コーハン、アリッサ・ケンピンスキー、ダニエル・スティアーレ

制 作: Hollow Tree Films、Laika Come Home

配 給: Wild Eye Releasing(日本)
公 開: 2017年11月2日(アメリカ)

上 映: 75分

 国 : アメリカ
言 語: 英語

鑑 賞: 2022年6月5日 


【メモ】

※ネタバレを含みます。
※否定的な感じで書いた部分が多いですが、案外こういう映画は嫌いじゃなかったりします。
(※実はけっこう好きなんじゃないかって思います)

敬虔な牧師ダグは自動車の爆発事故で両親を失い、傷心の旅で中国を訪れる。
そこで忍者に追われる謎の女性から牙の化石を受け取るが、その牙は人間を恐竜に変身させる力を秘めていた。
強大な力を得たダグは娼婦キャロルと協力し街のために悪人退治を始めることとなる。
彼らは悪党たちとの戦いの末にチャイニーズ・ニンジャ軍団が全ての黒幕だと知る事になるが…。

amazon.co.jp

説明を読むだけで頭が痛くなる人もいるかもです。
いわゆる、Z級映画。です。
自分自身、なんでこれを観ようと思ったのかわかりません。。

開始数分で訪れる「特殊効果:炎上する車」を受け入れられない人は、そこでやめて別な映画を見たほうがいいです。
おそらく過去どんな映画を見てきたとしても、いままで一度も見たことのない「爆発シーン」が見られます。
呆然とします。
唖然とします。

とにかくつっこみどころが多く、律儀につっこんでいたら、身が持たないです。
大写しの神父、ドライブシーンのスクリーン、中国、雑木林、ワンピース、首、マーメイド、恐竜、ベトナム、兄弟、剣、悲劇……

そして、最後の闘いあたりからの怒涛の伏線回収がすごいです。
……と、言いたいところですが、何度見返しても伏線は無いです。
無い伏線を大量に回収するという荒業です。

わかる人にわかればいい、ついてこれる人だけついてくればいい、とかそういうレベルじゃないです。
むしろ、ついてこれないように振り落とそうとしてきます。

ただ、不思議なことに、どんないい映画を見た後よりも、この映画をみた後の方が、口数は多くなります。
誰かと話したくて仕方なくなります。
(人によるかもですが)

Z級の中のS級映画、そんな感じです。
(それは言いすぎかもですが)


まるノート > 映画ノート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?