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オーストラリアから帰国した今の話。

ご無沙汰してます。2ヶ月ぶりくらいのnoteの更新です。
私は4月中旬に日本に帰ってきました。ただいまです。​

今の話

”彷徨っているのか?”

日々自分自身と向き合う事はこれまでのサッカー選手としての人生において経験してきたし、とても大切にきてきた事...
だと思っていました。

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簡単に今の状況を説明すると
今シーズンオーストラリアのメルボルンのチームでシーズンを迎えていた矢先にコロナの流行により街はロックダウンされ、活動は突然中止になってしまいました。
それでも各自に個別トレーニングメニューが渡されたり、週3回オンラインミーティングをしたり、モチベーションを落とさずに開幕に向けて準備を続けていました。
一度はロックダウンも解除されてチームの練習は再開し、またチームメイトやスタッフと共にボールを蹴る事の喜びを噛み締めていました。
しかし次に発表されたのは、リーグ開幕の日程ではなく、リーグを中止にするというサッカー協会からの通告でした。

学生ビザで滞在していたので、学校に通っていましたが、授業もオンラインになり、練習も出来なくなり、リーグも中止が決まったので、オーストラリアからの帰国を決断しました。

初めての経験

私は小学校の卒業式で、
「私は夢と希望を与えられるサッカー選手になります。」
っていうスピーチをしてからその言葉を信じて
自分のサッカー選手としてのテーマを掲げて
これまでサッカー人生を突っ走ってきました。
サッカーの出来る環境が一変し、プレー出来なくなった事は今まで26年間サッカーをしてきて今が初めての経験です。

そんなサッカーが日常からなくなった生活を送っている中で、
自分はなんでこんなにもやもやしてるんだ?
なんでこんなにムシャクシャしてるんだ?
なんか心にそういった気持ちを持つ時がありました。
それが、


"サッカーが出来なくなったから"ではなくて、
自分からサッカーを奪われた時に
"自分自身に自信がぐっと無くなったから"

という風に感じました。
正直、ほんとに悔しいというか、
こんな感情になった事はなかったんですけど
当たり前が当たり前じゃなくなった時
自分は弱くなってる気がしました。

オーストラリア人から学んだこと

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私は、思い出したんです。
オーストラリアに住んで気づいた事で
これほんとに単純だけどマジで大切だなって感じた事がありました。

それは、

【Are you happy?】
これに自信をもって
【Yes!】
と答えられない時は、即行動が必要。

という事です。

オーストラリアに行って、このハッピーかそうでないかで行動を変化させて、今日より明日、明日より明後日がもっともっとハッピーになるような今にしたいんだ。と考えるようになりました。

「I’m really happy !!」
って自信持って言えるようになる事がほんとに大切であると学びました。

自分を整え、歩き出す

サッカー選手としてのゴールがありながら、
なぜか自分の人生の目標はぼんやりしていて
だから、サッカーが無くなった時
もやもやして、自分に自信が無くなっていました。
なので私は新たな目標を掲げました。

【自分の名前で生きていける人間になる】

なにゆってんの?どういうこと?って思う人もいるかもしれません。笑

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例えば、
元なでしこリーガーの福丸です。とか
海外でプロサッカー選手をしています福丸です。
というとどこかキラキラしているようで人が集まり、
その肩書きに押し潰されているような経験がありました。
しかし、
福丸です。と言って、そこにキラキラした人達が集まった時
自分という人間が自分ありのままの価値を持てた瞬間
なのではないかと感じました。

サッカーが私の日常からなくなりゴールの見えないこの数ヶ月は確かに彷徨っていたといえます。
いや、完全に彷徨っていました。
今はいろんな人と出会って、いろんな話をして、自分の視野を広げている真っ最中です。少しずつではありますが私は一歩ずつ歩き出しました。

YES, I  AM HAPPY.

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TOMOKO FUKUMARU/福丸智子
女子サッカーの明るい未来を切り開く為に少しでも自分に出来るオーストラリアからの発信をしていきます。よろしくお願いします。