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初めてのDI~MNGって言ってみたい~



DIとは

エレキギター、ベース、キーボードなどの楽器を直接ミキサーやインターフェイスに接続するためのインピーダンス変換器。 ダイレクト・インジェクション・ボックスを略して「DI(ディーアイ)」、または「ダイレクトボックス」と呼ばれる。
→一言で、劣化しずらい音に変換&伝送する機具。

MNGとは

「My New Gear」の略で、新しい機材の購入を意味する。Twitter等SNSに投稿する際に使われるフレーズ。「Gear」は英語で「装備」や「道具」「用具」を意味することから、音楽をする人にとっての楽器を「装備」と考え、楽器=Gearと表現しているものと考えられる。

DIとの出会い

(20年前)ライブハウスでベース演奏させていただきはじめるとDI(ダイレクトボックス)なるものに出会う。お弁当箱より少し小さいサイズの箱。ヘッドアンプの上にちょこんと置かれていることが多い。スタッフさんから「DIにインプット差してください。」「はい(よく分からないけれど)分かりました。」

衝撃的なこと

そして時間が経って分かった衝撃的なこと。ベースアンプから出た音は客席に届いていない。ベースアンプから出る音は帯域が広く、マイク録りでカバーできないという理由。そこで、楽器本体から出力された電気信号を劣化しないようにDIを通し、音響さんミキサーへ送り、そこから客席用スピーカーに出力してもらう仕組み。

※大きめのライブハウス、屋外イベントなど収容人数が多い会場の場合、ほとんどDIが備え付けられている。小さめの会場は、アンプからそのまま出力される場合もある。

◎ベース楽器→DI→PAミキサー→客席用スピーカー
    (DIより分岐)→アンプ(自分の確認用として)

ベース弾きとしては、気に入った音で演奏したい、その音を聞いてほしいのが本音。会場ではDIを通し、PAさんの好みに調整された音が客席に出力される。しかも、そのDIの種類も多く、聞いたことのないメーカーばかり、なにやら音の変化に影響もあるそう。ならばDIにこだわってみようか?また新たな沼が。。

情報網の発達により、Webで情報収集が容易、YouTubeで音質を確認することまで出来る。そこで気になったのが、こちら。

RNDI / RUPERT NEVE DESIGNS

特徴は帯域の広さ。低域から高域まで歪み成分なくクリーンな音を出力してくれる。なんだかちょっとだけ上手くなったような気で演奏させてくれる。(ベースの音に興味ない方は気にならない程度の変化かも) 余計なツマミがないシンプルな設計は、製作されたニーヴおじさんの自信とも感じる。キャノンケーブルからの48Vファンタム電源にて駆動。

欲しいけれど、年に2~3回しか使う機会がなさそう。たまたま入った楽器店で「円安値上げ前の現品価格」のPOP。半年程購入を悩んでいた私に、決め手になる後押し。

他DIとの比較

ベース弾きの先輩さんのご自宅で、DI比較をしてみる。使用シェアNo1のB○○S製品と比べると、レンジの広さと高音域の伸びに違いが出る。

実際にステージで使ってみて

DIを使わないセッティングだと、ベース音を大きく出す必要があり、ステージで鳴る音が大きくなりすぎる。よって他の楽器の音が聞こえづらくなる。
DIを使うセッティングだと、アンプから出る音を自分だけの確認用にボリューム調整できる。安心して演奏することができた。


最後までありがとうございました!

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