私のベースアンプ遍歴
アンサンブルにおける低音を担うことが多いベース。エレクトリックベースの場合、ベース本体+アンプリファイアー+スピーカーの組み合わせで、耳に聞こえる音になる。なのでアンプも楽器。各メーカーのこだわりが反映されており、キャタクターが異なるので色々試したくなる。今回は、これまで私の使ったことのあるベースアンプのインプレッションについて。現在→昔の順に。
BOSE / S1 Pro system
現在のメインアンプ。メーカー推奨用途はPAスピーカー。本体サイズから想像できない音域の広さと音量を出力。ベースのおいしい音域も気持ちよく出力してくれる。底面に搭載のリチウムバッテリーで、電源がない場所でも演奏可能。大きい会場はLINE OUTで音響担当さんにお預け。BBQなど屋外でBluetoothスピーカーとして使っても◎。惜しい点は、ボリューム調整がシビア。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/248160/
PHIL JONES BASS / SUITCASE COMPACT
5インチスピーカー4発、定格300Wのベースアンプ。昔々遊んでいたカードゲームMTGが高値で売れたことでキャッシュイン。(上司命令により家には掃除機を購入)後述のBass Cubより大きい出力が欲しく購入。教室サイズの会場なら、これ1台でOK。ドラムさんと一緒だとやや出力不足。3バンド周波数が欲しい帯域と少しずれているのが惜しい。あれ?生産終了になっている。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/193536/
PHIL JONES BASS / Bass Cub2
使っていたのはモデルチェンジ前のBass Cub。5インチ2発。定格110W。3バンドのツマミを上げるとボリュームもいい感じに上がる。八戸に戻ってきたときに、ご一緒させていただたHさんより拝借。小さいサイズから想像のつかない大音量が出たときには驚いた。音楽と離れていた間にデジタル機材も進化していた様子。浦島太郎状態。あまりに良すぎるのですぐに購入。8年ほど使用し、現在はベースもギターも弾かれるSさんの元へ。
Ashdown / EB15-180EVOII Combo
夏のイベントで20人編成で演奏することになり、練習させていただいた個人スタジオにあったアンプ。低~高まで音域がキレイに鳴る印象。重量が重いから。低音の音割れもなく、ずっと弾いていたい。レトロなメーターと青いパネルがかわいい。
Darkglass Electronics / Microtubes 900
大宮の島村楽器で50%OFF現品限りのPOPで即決購入。通称Dクラスアンプ。プレイステーション程のサイズから最大900Wの出力。大は小を兼ねるかと思っていたが、扱いきれず。しかもスピーカーユニット持ってないので、単品では使えなかった。2種類の歪みが搭載、クリーンも実用的。周波数帯を選択できる4バンドEQ。クリーン、ワイドが特徴。ツマミがフラットだと高音が強め。音圧が少し物足りないかも。現在は地元のライブハウスに匿ってもらっている。
Ampeg / SVT-3PRO
学生時代、仙台の貸しスタジオに常備してあったアンプ。プリアンプに真空管が入っており、気持ちよく音圧が上がる。初めての場所にあるアンプがAmpegだとすごく安心する。ミドルのキャラクターを5つより選択でき、グラフィックEQもあるので、気に入った音質に調整しやすい。10代思い出のアンプ。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/9405/
Trace Elliot / AH600-7
大学の軽音楽サークルのスタジオにあったアンプ。当時、ラルクアンシエルのtetsuyaさんが同メーカーのアンプを使っていたことから、憧れのアンプに感動。7バンドEQの500Hzを上げると、音の輪郭が出て良い。大きい音を出すことの気持ち良さをおしえてくれたアンプ。
Fender / Bassman 15
唯一所有しているFender製品。初めて入門ベースセットを買ったときに付属してきたアンプ。自宅練習に不便ない音量・サイズ。ライブには音量不足。音質は普遍的。エレキギター、アコースティックギターに繋いでも良い音がする。
最後までありがとうございました!