2歳息子が濃厚接触者に認定された1日目

昨夜、息子の通う保育園からアプリを通して連絡が来た。

「園の関係者に陽性者が出た、濃厚接触者と認定された園児については個別に電話で連絡する」

とのこと。

ついにか~と思いながら、1時間ほど電話を待った。

掛かってこない、きっと息子は濃厚接触者じゃなかったんだ。と日常生活に戻る。

それから1時間後、最初にアプリ経由で連絡を受けてから約2時間後に保育園からの着信。

目の前が真っ白になるとはこういうことか!

反射的に通話ボタンを押す、相手は園長先生だった。

「お子さんが新型コロナウイルスの濃厚接触者に認定されました。」

不安からか、思わず目に涙が滲んだ。

2週間は自宅で自主隔離をすること、

PCR検査についてはまた追って連絡がくることが告げられる。

話の内容が内容だけに、いつもの明るい声でないのは当たり前だが、園長先生の声はどこか憔悴しているように感じた。

他の保護者からよほど詰められたのだろうかと想像した。

憤る保護者の気持ちも理解できるが、私はどうしても園を責める気持ちにはならなかった。

情報が錯綜する未曾有の事態の中、マスクをできない子供たちと毎日向き合ってくれている先生方には本当に頭が下がる思いだ。

「わかりました、ご連絡ありがとうございます。」とだけ答えて電話を切ったあと、まずは会社の上司に連絡。

上司は社長と相談して対応を考えるとのこと。

そのあとは仕事中だった夫へ。

仕事量をセーブして、お互い協力し合おうという話でまとまる。

今回は近所に住むおばあちゃん(夫の母)を頼ることはできないよ、と伝えるとなんで?という夫。

それ説明しないとわからないの?思わずため息が出そうになる。

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