サービス業
先日、某老舗大型書店に親戚の子にあげるクリスマスプレゼントを買いに行った時のこと。
「プレゼント用に包んでもらえますか?」というと、包装紙と思しき切れ端のサンプルの入ったパウチが出て来たのでひとつ選んで待っていた。
しばらく待って出て来た品物を見てびっくり。
サンプルの柄のビニール袋に金のシールを貼っただけの簡易包装…。
天下の某書店様にとって「贈り物」とは、その程度のものなのか?と。私が別の書店でバイトしてた十◯年前は、キチンと社員さんが辞書から児童書の包み方まで教えてくれたものだ。
たしかに慣れない人がやると作業効率も悪いし、数も捌けまい…。でも、その時は平日の閉店近くで人も疎ら。なんか、サービスってなんなのかね…と。最近は、モンスターカスタマーも横行してるから、もしかしたら自分は期待値の高すぎる輩の一部なのかと錯覚しそうになるけども…。プレゼントって、包みを開ける時のワクワク感とか、あげる人の大切にしてる思いとか詰まってると思うのはアラフォーおばさんだけなのか…?!
百歩譲ってコンビニとかならまだ許そう。でも本の専門店で、全国チェーン全店舗でやってるだろうと思うと、本当に悲しくなる。
効率を上げるために、相手の気持ちや印象をがっかりさせるような仕事はしたくないなと。
切に思った、師走の夜でございました。
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