「ダンガンロンパ」を全作やったので語りたい
こんばんは。
「ダンガンロンパ」というゲームシリーズ。
名前自体は前から知っていたものの、最近までは触れたことがありませんでした。
ニンテンドーeショップでセールをしていたことがきっかけで軽い気持ちで始めてみたら…
めちゃくちゃ面白かった。
面白すぎて1・2・V3全作を1ヶ月ほどで一気にやりこんじゃいました。
ということなのでちょっと感想などを語らせてください。
具体的なネタバレは書きませんが、内容を知っている人には分かるような感じで書いていくので、まだ未プレイで敏感な人はブラウザバックして今すぐプレイしてください。
ダンガンロンパ
初めてプレイしたダンガンロンパ。
世界観はなんとなく知ってたけど、外の世界が全く見えない状況でのコロシアイは予想以上に恐怖感を駆り立ててきた。外に出たい衝動を与える動機もなかなかエグい。
やっぱり一番印象的だったのは1章の非日常編に切り替わるときだった。うわ、こんな急に雰囲気が変わるんだ、みたいな。
それと同時に、好きなキャラができても全く油断できないな…と覚悟する瞬間だった。
学級裁判。
クロやトリックは割と議論前から自分でも推理できるくらいの難易度だったかな。
でも分からなかった謎が真相にピタッと合わさるとめちゃくちゃ気持ちいい。
目玉の推理アクションだけど、これがまた楽しい。なんとなくここに当てるんだろうな…と分かってても、根拠のコトダマが分からなくて苦戦したことが結構多かった。
苗木くんの「それは違うよ!」っていう決めゼリフほんと好き。自分も毎回合わせて言ってた。
ミニゲームは…まあ。自分は音ゲーが苦手なのであんまり好きじゃなかったかも。
そして裁判後のおしおきタイム。とにかくクロにとって皮肉たっぷりの内容になってる。1章のおしおきは特に初っ端だけあってエグいエグい。
でも正直、学級裁判の一番の楽しみになってしまった。
これがモノクマのやり方か。
ストーリーの内容として面白かったのはやっぱり1章かな。ここで一気にダンガンロンパの面白さに引き込まれたと思う。
2章も学級裁判の展開が怒涛すぎて好き。コロコロ話の主軸が変わるから着いて行けなくなってた。
展開の意外性という意味では5章もいい。
あと、とにかくキャラクターがいい。
キャラクターがダンガンロンパの面白さの半分くらい占めてると言っても過言では無いと思う。
主人公の苗木くんはなんだかんだいって全作の主人公の中で一番好き。主張が強いタイプではないけど大事なときにはできるやつっていいよね。シンジくんボイスが好きなのもある。
霧切さんも好き。可愛い。こういうクールで頼りになる系の女の子はやっぱり好きになっちまうんだ。
属性違うけど千尋ちゃんも好き。泣き顔と笑い顔が可愛すぎる。そういう癖はないのになんか刺さる。
ゲームとしての面白さは2やV3に軍配が上がるけど、1独特の閉塞感によるデスゲームの雰囲気は凄く魅力的だった。続編の面白さもこの1あってのものだと思う。
スーパーダンガンロンパ2
1から続く2作目。
舞台は南国のジャバウォック島。前作とは大きく変わって開放的な世界観になった。でも例のごとくコロシアイはする。
他2作と比べて、ストーリーを進めると光景がどんどん変わるし、キャラクターの楽しそうな場面が多いしで、やっててかなり面白かった。
でもそれはそれとして、物語の展開は結構キツい。全体的なキツさでは一番かも。楽しい世界観がないと苦しい場面が多かったな。
学級裁判もパワーアップ。
反論ショーダウン超楽しい。急にカットインしてくるのドキッとしていいよね。
ロジカルダイブのスケボーも案外嫌いじゃなかった。設問で普通に落ちまくったけど。
謎解きもかなり難しくなってて、何回もゲームオーバーになった。特に4章。
日向くんがあんまりヒントをくれないのもあったかな。
そして2を語る上で外せないのが5章。ダンガンロンパでしかできないトリック。本当に天才的な発想だと思う。真相に気づいたときにリアルで「やっば…」って声出た。
章ごとの面白さで言ったら全作でぶっちぎりだと思う。終わったあとの余韻がすごかった。
2もいいキャラクターが一杯いたけど、やっぱり狛枝。この男、唯一無二すぎる。似ているキャラが思いつかない。一番嫌いなのに一番好きだ。
七海ももちろん好き。見た目可愛い、中身可愛い、ヒロイン力強い。ていうかダンガンロンパのヒロインはみんな好きだ。
この2人の印象が強すぎるけど、左右田も好き。癖が強すぎるキャラが多い中で貴重なツッコミ役だし、ムードメーカーだし。
あと今作で追加されたマスコット枠のモノミも可愛い。らーぶらーぶ。モノクマとの茶番好き。
ストーリーとか諸々考えると、2が一番面白かったかなと思う。特に終盤から結末に向けての展開は秀逸。1からぶっ続けでプレイしてよかった。
ニューダンガンロンパV3
シリーズ3作目。
前作までの希望ヶ峰学園シリーズから外れて、新たに才囚学園が舞台となった。
モノクマも声変わり。のぶ代ロスで旧ドラ世代の気持ちがわかった。
モノクマーズも増えたけど、モノクマとの掛け合いとしてはモノミがいいキャラすぎてずっと影を追ってしまった。ごめん。
学級裁判もまた変化。
偽証システムはなかなか苦労した。嘘のコトダマってイメージがしにくかった。でも自力で裏ルートを見つけると達成感があってよかった。
議論スクラムは簡単だったけど楽しかった。
V3は議論が白熱している雰囲気が前作までより伝わってくるように演出を工夫してたな。
キャラクターたちも積極的に意見を出し合うようになっていたし。
トリックはこれまでのシリーズと比べて、きちんとまとまっているように感じた。ちょこちょこ難しいとはいえ理解しやすかったと思う。
印象的なストーリーは1章と5章。
1章については今までにない展開を持ってきてびっくりした。そんなことあるんだ、っていう。なんとなく1の1章を思い出す衝撃だったな。おしおきのキツさについても。
5章は2の5章に匹敵する完成度だと思う。2とはまた違う方向でダンガンロンパならではの仕掛けで面白かった。
V3で一番魅力的だと思ったのはキャラクター。
過去作だとあんまり好きじゃないキャラとかもいたけど、今作は全員好きになった。
前作までは主人公の視点に重きを置いていたけど、今作では他のキャラの心情を機敏に描いていたからかなと思う。
主人公の赤松さんや探偵の最原くんはもちろん好きだけど、王馬がめちゃくちゃいいキャラしてた。個人的にツボなのはキーボ。なんか表情が面白いしロボットいじりで毎回笑っちゃってた。
結末については賛否両論あるのはすごく納得できる。自分も正直面食らった。
でもまあアリなのかなと思った。自分で色んな解釈ができたし、前作とは違う余韻を感じたから。
シリーズの決着を付けるものとしてはよかったんじゃないか。浅いかな。
終わりに
スマホでポチポチ書いてたらすごく長くなっちゃいました。疲れたので最後の方ははちょっと雑になったかも。
シリーズ全部面白かったし、今まで触れて来なかったのが勿体なく思った反面、今触れたからこそここまでのめり込めたのかなとも思います。
本当にやってよかったと思えるゲームでした。
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