Makuake Factory Tour研修 in 福岡【後編】
実行者のみなさまの挑戦を深く理解し応援したい、挑戦に寄り添い成功まで伴走したい―マクアケはそうした挑戦へのリスペクトカルチャーが根付いています。そんなマクアケでは実行者のみなさまの現場へお伺いする社内研修「Makuake Factory Tour研修 in 福岡」の後編をお届けします!
前編はこちら▼
オザキプリーツ株式会社
オザキプリーツは福岡県福岡市中央区で社長の尾﨑義行氏が1979年に創業。以来、国内外の大手アパレル、デザイナー、セレクトショップなど向けにプリーツに関わるすべてのアイテムの製造に携わっているそうです。「Makuake」でも4度に渡ってプロジェクトをご実施いただきました。
オザキプリーツ株式会社工場見学
オザキプリーツ株式会社は、福岡市南区にあります。ご案内くださったのは、取締役専務の尾﨑淳さんです。まず目に飛び込んだのは、社長自ら試作品を作っていらっしゃる姿でした!
これまで製作されてきたたくさんのサンプルが置かれていました。どれもこれもとってもかわいくて、ワクワクが止まりません。
そしていよいよ、貴重なプリーツを作っていく機械を見せていただきます。
プリーツは、コンピューターに指示すればあとは勝手に機械が動いて出来上がる、というものではなく、人の手で細やかな調整が必要なのだそうです。畳んでアイロンで折り目をつけていくように、ひとつひとつのプリーツが作られていきます。当社代表の中山はじめ、一同興味しんしん…!
よーく見ると、細かくたくさんの部品があります
素早く美しい手さばきで作業されているところも見せてくださいました。
そして、圧巻のこの「かま」。中は大変な高温と高圧力になり、プリーツを固定します。
尾﨑専務にたっぷり工場をご案内いただいたあと、「Makuake」をご実施いただいた目的や、想い、これからの夢をお伺いしました。
なんでつくり手になると、名前がでなくなるんだろう
お話をお伺いする中で、特に印象に残ったのが「なんでつくり手になると、名前がでなくなるんだろう。」というお言葉でした。
高い技術力を誇り、企画から縫製まで一貫した製造でプリーツ製品を作るオザキプリーツは、「知る人ぞ知る」企業。OEM製品をつくり続けてきましたが、「工場なので工賃の価値しかないというのはおかしい、価値を高めたい」という想いで、自社製品を開発。そのテストマーケティングの場として「Makuake」をご利用いただいたのだそうです。
間近で見るオザキプリーツのデニムプリーツの美しさはため息ものでした。
プリーツといえば化繊のイメージが一般的かと思われますが、デニムのプリーツはデニム生地自体の経年変化を楽しみつつ、プリーツの美しさは残っていきます。天然素材にプリーツがかかるということを広めて行きたい、どうしたら着たいと思ってもらえるかを考え続けているとおっしゃっていました。
最後に、「美しいプリーツとは?」という質問への尾﨑専務のお答えをご紹介します。美しいプリーツを追求し続けるオザキプリーツの心が詰まっています。
尾﨑専務、オザキプリーツのみなさま、ありがとうございました!
前回のファクトリーツアー@大阪の様子はこちら▼