第19回防衛モニター活動　駐屯地見学ツアー　第２回

令和７年1月、２回目の防衛モニター活動は、他駐屯地見学ツアーです。今期２回目の実施となりました。
見学先は、陸上自衛隊小平駐屯地と同じく立川駐屯地の２か所です。
1月27日午前８時50分に練馬駐屯地集合し、マイクロバスにて、最初の見学地、小平駐屯地へ向かいます。ご案内は練馬駐屯地広報班長をはじめ４名の隊員の方々です。約１時間の移動を経て、小平駐屯地へ到着です。ここで現地集合の二名のモニターさんと合流。

小平駐屯地では、現地広報班の方々が、駐屯地の概要、特色、歴史などパワーポイントを使い説明していただきました。防衛省のＷｅｂでは「経理学校」の案内が強く打ち出されていますが、当該駐屯地は経理はもちろん、語学、あらゆる学校が有ります。

講堂の演題のレリーフマークです。色合いが素晴らしく思わパシャリ！

校舎から山並みを望みます。

一通りの説明の後は、英会話授業を見学しました。思わず先生に続いて発声してしまいました。

ここでは陸海空の三自衛隊が合同で授業を受けます。この光景は稀有なシーンだと思います。

そして、授業の見学後は、資料館を見学しました。ここは撮影NGでしたので入り口のみ。普段は公開 していないとのことです。

見学最後は、厚生施設の見学で売店へ。小平駐屯地オリジナルのパッチを購入しました。デザインが
素晴らしいので即買いでした。ただ、刺繍では無く、プリントなのが残念でした。

お昼前に、小平駐屯地の見学を終え、次の目的地は立川駐屯地です。立川駐屯地は今回で２回目。昨年９月立川航空祭でお邪魔しました。ご存知の通り、ここは、関東の防災基地としても使用されています。陸上自衛隊だけではなく、消防、警察、海保、様々な機関が駐屯しています。
駐屯地到着後、隊員食堂へ直行です。あとで聞いた話し、後５分到着が遅ければ、隊員食堂は閉まっていたとか・・・

当日のメニューはミックスフライ定食でした。カキフライとカニクリームコロッケ。

食後の後は、立川駐屯地広報班長より、駐屯地の概要、歴史、資料館をご案内いただきました。特に、資料館では、旧軍で使用された、軍票を見学することができました。

駐屯地の概要説明の時に、このような資料をいただきました。

立川駐屯地は航空機の歴史がわかる資料が多くありました。写真は、当時の航空機のプロペラ。木製 です。製造は三つの音叉のマークの会社です。

これは、旧軍が発行した軍票の実物。書物で軍票という活字は知っていましたが、実物は初めて見ました。

資料館の外は、退役した航空機が並んでいます。

この機体も退役機。過去、航空祭で飛んでいるのを見た記憶もあります。懐かしいです。

昭和天皇お立ち寄りの記念碑だそうです。たぶん、定期的に清掃も行き届いているように見えました。

これは、旧軍の山下大将が記した字だそうです。

この後、なんと管制塔へご案内いただきました。２班に分かれ、気象の説明を気象官の方から、もう一斑は、管制塔に上がり、航空機の管制シーンや、空域、管制範囲などの説明をいただきました。いずれも写真撮影が禁止されていたのが残念でしたが、大変貴重な経験でした。
その後、第１航空隊の格納庫へ向かい、ＵＨ１Ｊという多用途ヘリについて、説明をいただきました。この機体は、体験搭乗で搭乗した機体でもあり親しみが有ります。ここも、撮影禁止で写真が有りません。機体に乗り込み撮影も許可されましたが、ＳＮＳ等での発信は制限されています。
そんな見学を終え、本日のメニューはすべて終了。マイクロバスは駐屯地を後にし、途中、立川駅で解散組と練馬駐屯地へ向かう組で分かれました。
約１時間半かけて練馬駐屯地到着し、駐屯地の国旗降納を見学して一日を終えました。