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もしミルクボーイが「AppsFlyer」をネタにしたら


角刈り:ありがとうございますー。今、非オーガニックインストールをいただきましたけれども。ありがとうございますねー。もー、こんなん、なんぼあってもいいですからね。


マッチョ:一番いいですからね。


角刈り:ありがたいです、本当にねー。言うとりますけどね。


マッチョ:いきなりですけどね。うちのオカンがね…


角刈り:わからへんのがあるんでしょ?


マッチョ:そやねん。


角刈り:そうや思ったわー。何がわからへんのよ?




マッチョ:モバイルアプリの会社でマーケターとして働いているオカンがよく使っているツールがあるらしくてね、色々聞いとるんやけど、わからへんのよ。



角刈り:ほな俺がね、オカンの使ってるツール、ちょっと一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよー。




マッチョ:それがな、モバイルアプリの広告効果計測ツールで、モバイル計測パートナー(MMP)とかモバイルアトリビューションとも呼ばれるらしいんだけどな、世界シェアNo.1のSaaSのツールやって。



角刈り:ほー。AppsFlyerやないかい!その特徴は、完全にAppsFlyerやがな!すぐわかったやん、もう。


マッチョ:うーん、でもちょっとわからへんねんな。




角刈り:なにがわからんのよ!




マッチョ:俺も最初AppsFlyerと思ったんやけどね、オカンが言うにはユーザーがアプリをダウンロードするだけインストール計測できるらしいねん。


角刈り:ほー、ほなAppsFlyerと違うかー。AppsFlyerでインストールを計測するためには、アプリの初回起動が必須やもんね。アプリがダウンロードされたのをわかるのは、アプリストアだけなのよ。初回起動されないとインストールが計測できないのは、MMPの宿命なのよ。
ほなAppsFlyerちゃうがな、これ。ほなもう一度詳しく教えてくれる?


マッチョ:開発元がイスラエルらしいねん。


角刈り:ほー。AppsFlyerやないかい!
イスラエルは世界でも有数のスタートアップ数を誇るイノベーション発信地なのよ。イスラエルの三大名産品は、SABONとアイアンドームとAppsFlyerやから。AppsFlyerに決まりやそんなもん。


マッチョ:いや、わからへんねん。


角刈り:何がわからへんのよ、これで。


マッチョ:オレもAppsFlyerかなと思てたんやけど、オカンが言うには、国産の計測ツールのF.O.Xを買収したらしいねん。


角刈り:ほな、AppsFlyerと違うかー。F.O.Xを買収したのは競合のadjustさんの方やもんね。F.O.Xのことを思うと、AppsFlyerのセールスマネージャーは夜も眠れんのよ。もうちょっとなんか言ってなかった?


マッチョ:独立・公平なモバイルアトリビューションであることをモットーにしているらしいねん。


角刈り:AppsFlyerやないかい!
MMPはいろんな媒体の広告からの情報を受け取って、どの広告が効果的だったかを判定するツールやから、スポーツの審判みたいなもんなのよ。買収されて特定の選手に肩入れしたり、情報を流したらアカンのよ。信頼される審判であるためには、独立・公平であることが一番。MMPってそういうもんやねん。他なんかゆうてなかった?


マッチョ:オレもAppsFlyerや思たんやけどな、オカンが言うには、日本のカントリーマネージャーがアムステルダム大学出身のGoogle, Oracle, Salesforceを渡り歩いて来た、スーパーエリートらしいねん。


角刈り:ほな、AppsFlyerと違うやないかい!
AppsFlyerのカントリーマネージャーは、役者出身でアプリマーケ界の珍獣みたいな人
やから。健康オタクすぎて栄養の専門学校にも通ってる不思議な人やねん。もうちょいなんか言うてなかった?


マッチョ:オカンが言うには、ダッシュボードがグラフィカルで一目でわかりやすいらしいねん。


角刈り:AppsFlyerやないかい!もう、AppsFlyerに決まりやそんなもん。なにがわからへんのそれで。




マッチョ:いや、わからへんねん。オレもAppsFlyerや思たんやけどな。オカンが言うにはな、日本語へのローカライズが抜群らしいねん。


角刈り:ほなAppsFlyerと違うかーサービスの進化が速すぎて翻訳が間に合わなかったり、英語の語順前提のUIレイアウトだったして、翻訳している中の人も頭抱えておんねん。ほな、もうちょっとなんかゆうてなかったか?


マッチョ:代理店アカウントがあって、代理店に広告運用してもらう場合にもやりやすいらしいねん。


角刈り;AppsFlyerやないかい!AppsFlyerでは代理店アカウントにアクセス権限を渡して、初期設定をすれば、都度都度やりとりをせずに代理店にアプリ広告運用をお任せできるのよ。これが、代理店文化の日本の商習慣にもうまくフィットするのよ。AppsFlyerで決まりやから。他なんかゆうてなかった?


マッチョ:連携している媒体が豊富で、媒体のミシュランガイドみたいなレポートも出しているらしいねん。


角刈り:AppsFlyerやないかい!! 連携してるパートナー数は8,000以上。メディアソースのミシュランガイドみたいなもんはパフォーマンスインデックス! マーケターはリーチ、リテンション、リマーケティング、マネタイズ、さまざまな角度からどのメディアに広告を出すか、ちゃんと選ばんとあかんねん。オカンの使うてるツールはAppsFlyerや。


マッチョ:でもわかれへんねん。


角刈り:わからへんことない。オカンが使ってるツールはAppsFlyer。もう!


マッチョ:でもオカンが言うには AppsFlyerではないって言うねん。


角刈り:ほなAppsFlyerちゃうやないかい!オカンがAppsFlyerではないと言うんやから、AppsFlyerちゃうがな。


マッチョ:そやねん。


角刈り:先言えよ。俺がパフォーマンスインデックスの話してる時どう思っててんお前!


マッチョ:申し訳ないよ、だから。


角刈り:ホンマにわからへんがなこれ!どうなってんねんもう。


マッチョ:んで、オトンが言うにはな。


角刈り:オトン?


マッチョ:Urchinちゃうか?って言うねん。


角刈り:それはGoogle Analyticsの昔の名前やろ。もうええわー。



マッチョ&角刈り:ありがとうございましたー。



最近、ユニクロの発表会でのミルクボーイのネタを見て、小木曽さんの記事「ミルクボーイのネタでカスタマーサクセスを解説してみた。」を思い出しまして、ちょっと勢いで書いてみました。

基本的に私個人の思い込みで書かれたものであり、事実と異なる箇所もあるかもしれませんが、ご笑覧いただければ幸いです。

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